淑徳大学が12月22日に京都でシンポジウム「アジアの仏教ソーシャルワーク ~日本が忘れてきたもの~」を龍谷大学と共催
http://www.shukutoku.ac.jp/shisetsu/asiancenter/newsletter/sympo_2018.html
・アジア国際社会福祉研究所HP
https://www.ariisw.com/
▼淑徳大学 アジア国際社会福祉研究所
住所: 〒260-8701 千葉市中央区大厳寺町200
TEL: 043-265-9879
FAX: 043-265-7339
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
淑徳大学アジア国際社会福祉研究所(千葉市中央区)は12月22日(土)、シンポジウム「アジアの仏教ソーシャルワーク ~日本が忘れてきたもの~」を龍谷大学と共催する。シンポジウムでは、アジアの文化や伝統に根差したソーシャルワークの在り方について、その可能性を仏教に求め、カンボジアやモンゴルの事例を参照しながら議論を深めていく。会場は龍谷大学大宮キャンパス(京都市下京区)で、参加費無料、事前申し込み不要(手話通訳希望の場合には連絡が必要)。英語、日本語の同時通訳付き。
社会福祉の領域では、近年、ソーシャルワークのグローバル定義という新方向が示され、これまでの西洋中心の定義から、地域性が重視されたものに変わってきている。従来の西洋型のものとは異なる、アジアの文化や伝統に根差したソーシャルワークの在り方について、その可能性を仏教に求めた議論が進められている。
淑徳大学は、「アジアのソーシャルワークにおける仏教の可能性に関する総合的研究」が文部科学省の平成27年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択され、2016年に「アジア国際社会福祉研究所」を設立するなど、日本仏教社会福祉学会とともにその中心となっている。
しかし、こうした動きはこれまで東京を中心としたものであった。そこで、龍谷大学と淑徳大学は、関西でも議論を深めることを目的として、京都においてシンポジウムを共催する。
アジア地域の仏教ソーシャルワークの実情を知ることで、西洋に感化されてきた日本のソーシャルワークが置き忘れてきたもの(仏教の視点など)を振り返る機会となることも期待される。
概要は以下の通り。
◆「アジアの仏教ソーシャルワーク ~日本が忘れてきたもの~」
・2018年度 龍谷大学国際社会文化研究所・淑徳大学アジア国際社会福祉研究所 共同研究シンポジウム開催事業
【日 時】 12月22日(土) 10:00~16:00
【会 場】 龍谷大学大宮キャンパス東黌 3階・302教室
(京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)
≪アジアの仏教ソーシャルワーク紹介≫ 10:00~11:30
■開会の辞
佐藤彰男教授(龍谷大学社会学部社会学科、国際社会文化研究所長)
秋元樹教授(淑徳大学アジア国際社会福祉研究所長)
■イントロダクション
○コメンテーター
郷堀ヨゼフ准教授(淑徳大学アジア国際社会福祉研究所)
■カンボジアの仏教ソーシャルワーク
ボラ・チュン教授/Dr. Bora Chun
(王立プノンペン大学人文・社会学部ソーシャルワーク学科 / Department of Social Work,Faculty of Social Science and Humanities,Royal University of Phnom Penh)
■モンゴルの仏教ソーシャルワーク
バットキシグ・アディルビッシュ准教授/Dr. Batkhishig Adilbish
(モンゴル国立大学人文科学部社会学・ソーシャルワーク学科 / Department of Sociology and Social Work,School of Arts and Sciences,National University of Mongolia)
≪シンポジウム≫ 13:00~16:00
■研究紹介(議論テーマ主旨説明)
郷堀ヨゼフ准教授
○シンポジスト
バットキシグ・アディルビッシュ准教授
ボラ・チュン教授
鍋島直樹教授(龍谷大学文学部真宗学科、人間・科学・宗教オープンリサーチセンター長)
○コメンテーター
中根真教授(龍谷大学短期大学部長)
○コーディネーター
藤森雄介教授(淑徳大学アジア国際社会福祉研究所)
■閉会の辞
長上深雪教授(龍谷大学副学長、社会学部現代福祉学科)
○総合司会
栗田修司教授(龍谷大学社会学部現代福祉学科、国際社会文化研究所)
※使用言語は日本語と英語で、通訳が入ります。
※当日は3階303教室で、アジアの仏教ソーシャルワークや各研究所の研究成果に関する展示を行います。
【主 催】 龍谷大学国際社会文化研究所、淑徳大学アジア国際社会福祉研究所(ARIISW)
【協 力】 龍谷大学 人間・科学・宗教オープンリサーチセンター
【後 援】 日本仏教社会福祉学会
【参加費】 無料
【申込み】 事前の申し込みは必要ありませんが、手話通訳(日本語)をご希望の場合には下記「問い合わせ先」に12月10日(月)までにご連絡ください。昼食の提供・販売はありません。
▼シンポジウムに関する問い合わせ先
龍谷大学 国際社会文化研究所事務室(研究部内)
TEL:077-543-7742
E-mai:lsetaken@ad.ryukoku.ac.jp
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