テクトロニクス、ST 2110の信号生成と解析のための包括的ソリューションを発表
PRISMメディア解析プラットフォームでST 2110への対応、ゼネレータ機能を追加、テクトロニクスはIP/SDIワークフローのリーダシップを推進
2018年3月13日
テクトロニクス(所在地: 東京都港区、代表取締役: Kent Chon)は、本日、PRISMメディア解析ソリューションが、Professional Media over Managed IP NetworksのためのSMPTE ST 2110の規格(-20、-30、-40、-21)をサポートしたことを発表します。さらに、PRISMの機能に信号生成機能の追加を発表します。これにより、ハイブリッド/SDIネットワークにおけるIPと12G-SDIの信頼性テストを容易に実行できます。
ST 2110規格の発行により、放送業界はSDIからIPインフラへの移行という方向性が定まりました。しかし、この移行期間において、放送エンジニアとIT専門家はSDIとIPのハイブリッド環境を管理する複雑な問題に直面しています。PRISMは設備内に混在する多様な放送信号に接続し、新たなST 2110信号生成機能を利用することで、将来のフルIPベースのインフラへ移行するためのワークフローに対応した、包括的な測定、ネットワーク解析、トラブルシュート・ソリューションとなります。
テクトロニクス、ビデオ・プロダクト・ライン、ジェネラル・マネージャのチャーリー・ダン(Charlie Dunn)は、次のように述べています。「ST 2110規格の発行はIPへの移行を加速しますが、放送局におけるネットワークの安定性とIP技術への対応なしには移行は実行できません。PRISMは、当社のお客様がST 2110の世界への移行で必要となる、確信と信頼をお届けします」
新しいネットワークの問題を調べデバッグすることの難しさは、接続エラーやその他の問題がどこから始まっているかを特定することです。このような問題の最も効果的な検出方法は、ネットワークに確実な信号を入力して信号経路とシステムの冗長性を確認することです。PRISMの新しいMP-GENオプション・モジュールは、ST 2110-20、-30、ST 2022-7のテスト・パターンを出力するため、IPネットワークおよびハイブリッド/SDIネットワークの12G-SDIでの検査に利用できます。
PRISMの最新のアップデートでは、以下の信号生成、接続、解析が行えます。
- ST 2110-10:システムのタイミング
- ST 2110-20:非圧縮のアクティブ・ビデオ
- ST 2110-30:非圧縮のPCMオーディオ
- ST 2110-40:補助データ
- ST 2110-21:非圧縮ビデオのトラフィック・シェイプ
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