1964年東京オリンピックから世界に広がったレガシー「ピクトグラム(絵文字)」
羽田空港で93ヵ国の選手団を“道案内”したデザイナー
『スポーツ歴史の検証』村越 愛策 スペシャル インタビュー公開
「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進する、公益財団法人 笹川スポーツ財団(所在地:東京都港区、理事長:渡邉 一利、以下 SSF)は、1964年東京オリンピックに際し、言語・文化の異なる世界各国の人々が利用する羽田空港で、ピクトグラム(絵文字)の案内板を制作した村越愛策さんのスペシャルインタビューを公開いたしました。詳細URL: http://www.ssf.or.jp/ssf/tabid/813/pdid/264/Default.aspx
羽田空港のピクトグラム制作を担当した村越さんは、外国の人にも理解できるものをデザインするにあたって、満州で過ごした幼少時代に言葉の通じない中で遊んだり交流をしたりした経験が大きく影響していたといいます。東京大会でのピクトグラム導入・制作の経緯や2020年大会に期待されることなどをお話しいただきました。
SSFでは、スポーツの価値や意義を検証し、あるべきスポーツの未来について考える機会として、鈴木大地氏、吉田沙保里氏、室伏広治氏など日本のスポーツの歴史を築かれてきた方々へのインタビュー記事『スポーツ歴史の検証』 を連載しています。
http://www.ssf.or.jp/history/tabid/811/Default.aspx
▲羽田空港出発口のサイン
▲1964年東京オリンピック開会式で空に描かれた五輪
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第68回 1964年東京オリンピックから世界に広がった
「ピクトグラム(絵文字)」
村越 愛策 氏
(スポーツ歴史の検証 で検索ください!)
http://www.ssf.or.jp/ssf/tabid/813/pdid/264/Default.aspx
【主な内容】
「形態は機能に従う」ことを学んだ少年時代
「オリンピック景気」で高まった商業デザインの需要
欧州発祥の「ピクトグラム」を整備、統一
「半永久的に継承される道案内人」人生の始まり
いつの時代も変わらない「単純化」「シンプルさ」の重要性
村越 愛策(むらこし あいさく)氏
1931年、満州生まれ。56年、千葉大学工学部工業意匠科を卒業した後、フリーランスデザイナーを経て村越愛策デザイン事務所を設立。国内外の空港、東北・上越新幹線、地下鉄・私鉄駅、公共機関・自治体・病院など幅広い分野の施設で公共サインを手掛ける。
インタビュアー 佐塚 元章(さづか もとあき)氏
NHKの元チーフアナウンサーで、現在はラジオアナウンサーなどを務める。1992年バルセロナオリンピックの開会式、岩崎恭子の最年少金メダル獲得(水泳)などの実況をはじめ、スポーツ実況を25年間担当した。
<スポーツ歴史の検証>概要
【企画制作】公益財団法人笹川スポーツ財団
【後 援】スポーツ庁、東京都、公益財団法人日本体育協会、
公益財団法人日本オリンピック委員会ほか
【特別協力】株式会社アシックス
【笹川スポーツ財団】
公益財団法人 笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ分野専門のシンクタンクです。国、自治体のスポーツ政策に対する提言策定や、スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。
■公益財団法人 笹川スポーツ財団について
名称 : 公益財団法人 笹川スポーツ財団
代表者 : 理事長 渡邉 一利
所在地 : 〒107-6011 東京都港区赤坂1-12-32
アーク森ビル イーストウィング11階
設立 : 1991年3月
目的 : スポーツ・フォー・エブリワンの推進
事業内容: ・生涯スポーツ振興のための研究調査
・生涯スポーツ振興のための研究支援
・生涯スポーツ振興機関との連携事業
・生涯スポーツ振興のための広報活動
URL : http://www.ssf.or.jp/