「シティー・オブ・ドリームス」がヨーロッパに進出
キプロス・コンソーシアムがヨーロッパ最大の統合型リゾートの計画を発表
・2021年までの開業を予定し、年間30万人の観光客増大を見込む
・総投資額5億5,000万ユーロがキプロスにもたらす経済効果は、開業2年後には年間約7億ユーロ(キプロスの年間GDPの4%)に到達すると予測
・施設概要: ゲーミングテーブル136台、ゲーミングマシン1,200台、高級ヴィラと500客室以上、合計11件のレストランとカフェテリアを収容する5つ星ホテル、9,600平方メートルのMICE施設
香港発1月9日 ― メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(以下メルコ・インターナショナル)とCyprus Phassouri(Zakaki)Limited(CNS Groupのグループ会社)が共同参画する統合型リゾート キプロス・コンソーシアムは本日、キプロス共和国大統領府で開催されたエネルギー・商業・工業・観光大臣ヨルギオス・ラコトゥリピス氏が主催するイベントにおいて、キプロス初の統合型リゾートである「シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアン」の最終計画を発表しました。この統合型リゾートはキプロスにおける過去最大の観光事業であり、総投資額は5億5,000万ユーロにのぼります。
メルコ・インターナショナルの会長兼最高経営責任者であるローレンス・ホーは、「キプロス初の統合型リゾートの建設が、キプロス政府からCNSと当社に託されたことを誇りに思います。この統合型リゾートによってキプロスが世界の観光産業界から注目され、近隣地域に留まらずヨーロッパおよび世界各国から観光客を受け入れることになるでしょう。マカオとフィリピンでの実績を礎に、今回も現地のパートナー企業との協力によって建設を進め、世界に類のない建築技術と設計に投資を行い、洗練されたエンターテインメント体験を創出します。これらすべての開発過程で最先端のテクノロジーを投入していきます」と述べています。
リマソール西部に建設される「シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアン」は、2021年の早い時期の開業を予定しています。この統合型リゾートは環境への配慮を原則とした地中海様式に統一され、キプロスの自然環境と景観に溶け込んだ施設として設計されています。ヨーロッパ最大の統合型リゾートとなる本施設には、ゲーミングエリア全体で136のテーブルと1,200のゲーミングマシン、高級ヴィラと500客室以上、合計11のレストランおよびカフェテリア、ウェルネスセンターおよびスポーツセンターを擁する5つ星ホテルが建設されます。このホテルの大規模なプールエリアには木々の間を通るプールとサーフィン用プールが設置される他、ラグジュアリーな商業施設、屋外円形劇場、広大な緑地も含まれています。さらに、会議需要への対応としてコンベンション用エキスポセンターを含む9,600平方メートルのMICE施設も建設されます。
「シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアン」は先駆的プロジェクトであり、キプロスおよび周辺地域のランドマークとして、年間30万人の観光客増大への貢献と同時に、キプロスが国際会議の開催地として注目されることが見込まれています。この施設がキプロスにもたらす経済効果は、開業2年後には年間約7億ユーロ(キプロスの年間GDPの4%)にのぼり、建設段階では約4,000人、開業後には約2,500人の雇用創出も予測されています。
キプロス共和国のニコス・アナスタシアディス大統領は、キプロス・コンソーシアムへの祝辞において、このようなメガ・プロジェクトの遂行が決断されたことについて、次のように感謝の意を表明されました。「メルコ・グループはキプロス共和国の経済に大きく貢献する存在であり、我が国の観光資源をさらに豊かに拡張し、国民の利益に資する真のパートナーであると考えています」
「シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアン」の正式開業に先立ち、臨時のゲーミング施設運営がリマソールで予定されています。2018年内にはニコシア、ラルナカ、ファマグスタ、パフォスの4箇所での運営も開始されます。
メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッドについて
1910年創業のメルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(メルコ・インターナショナル、香港証券取引所コード:200)は、香港での創業順では上位100社に入る企業であり、1927年から香港証券取引所に上場しています。メルコ・インターナショナルは現在、会長兼最高経営責任者であるローレンス・ホーのリーダーシップの下、レジャー・エンターテインメント分野のグローバルリーダー企業として中国、フィリピン、ロシアで事業を展開しています。この業界での確固たる実績と際立ったリーダーシップは、世界で広く認知されています。
メルコ・インターナショナルはゲーミングならびにエンターテインメントリゾート施設の開発、所有、運営においてアジア地域をリードするメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(NASDAQ:MLCO)の株式の過半数を保有しています。メルコ・グループの財務基盤は近年の買収によって増資され、マカオを始めとするアジア地域から世界に向けて成長の機会が拡大しています。さらに今回、キプロス初の統合型リゾートのライセンス取得にも成功しました。
メルコ・グループは躍動的な企業であり、優れたコーポレート・ガバナンスとCSRに対する貢献で、これまでにも様々な賞を授与されています。2016年には11回目となる「Corporate Governance Asia Annual Recognition Award」(『Corporate Governance Asia誌』主催)を受賞しました。またエンターテインメント企業として初めて、香港上市公司商会と香港浸会大学Centre for Corporate Governance and Financial Policyが主催する「Hong Kong Corporate Governance Excellence Awards」を受賞しています。
メルコ・グループの詳細は、こちら(http://www.melco-group.com)をご覧ください。
Cyprus Phassouri(Zakaki)Limitedについて
Cyprus Phassouri(Zakaki)Limited(「CPZL」)はCNS Groupグループ傘下の企業であり、不動産、通信、酪農、大規模農業、輸出、採掘など、様々な事業をキプロスで展開しています。
詳細はこちら(http://www.cns.com.cy)をご覧ください。
【本件に関するお問合せ先】
メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパンPR事務局 (株式会社旭エージェンシー内)
担当: 黒瀬、牟田 / Tel: 03-5574-7890 Fax: 03-5574-7887 Mail: melco@asahi-ag.co.jp