11月16日、岐阜聖徳学園大学(岐阜県岐阜市)で「2017年度岐阜県NIEセミナー」が開催された。これは、新聞を教育に活用する「NIE(Newspaper in Education)」について実践校が活動内容を報告し、意見を交換するもので、同大の藤井徳行学長が会長を務める「岐阜県NIE推進協議会」が主催している。今年は「主体的に学ぶ」をテーマに、岐阜県内のNIE実践校9校がNIEアドバイザーや協議会会員と意見交換を行った。
「岐阜県NIEセミナー」は、新聞社・通信社・岐阜県教育委員会・岐阜県校長会等で構成される「岐阜県NIE推進協議会」が主催する、新聞を教育に活用するNIEについて毎年実践校が活動内容を報告し、意見を交換する会。岐阜聖徳学園大学の藤井徳行学長が協議会会長を務めている。
今年は、城南高校、岐阜県立岐阜商業高校、岐阜県立飛騨高山高校、白川村立白川郷学園、岐阜市立岐阜西中学校、羽島市立羽島中学校、岐阜大学教育学部附属中学校、岐阜市立常磐小学校、岐阜市立岩野田小学校の9校が参加。「主体的に学ぶ」をテーマに、次期学習指導要領の目指す「主体的・対話的で深い学び」に向けて、どのようなNIE実践を展開するのか、実践校NIEアドバイザーや協議会会員と意見交換を行った。
飛騨高山高校は、政治経済の記事を読み比べたり、科学記事をスクラップして感想を書いたりするなど、授業の教材に利用していると報告。岐阜西中学校は、コラムを書き写して、感想文を書いたり、生徒会活動で新聞を作ったりしていると紹介した。また白川郷学園は、生徒それぞれが興味のある記事を集めて廊下に張り出し、誰でも意見を書き込めるようにしたと発表した。
○NIE 教育に新聞を
http://nie.jp/
○岐阜聖徳学園大学
http://www.shotoku.ac.jp/
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