PAM4光デバイスのデバッグ、オフライン解析のためのリアルタイム・オシロスコープベースのソリューション
報道発表資料
2017年9月19日
テクトロニクス(所在地: 東京都港区、代表取締役: Kent Chon)は、本日、リアルタイム・オシロスコープ用の光プローブ新製品DPO7OE1型と解析ソフトウェアを発表します。28-GBaud PAM4アプリケーションに対応した光リファレンス・レシーバ(ORR)として、IEEE/OIF-CEI規格の仕様測定に対応しています。この新しいソリューションは、サンプリング・オシロスコープを使用したテクトロニクスの光PAM4解析ツールを補うものであり、設計チームによる光トランスミッタ・ワークフローのすべての段階において、効率的なテスト・ソリューションを提供します。
DPO70000SXシリーズなどのリアルタイム・オシロスコープをベースにしたこのソリューションを使用することで、研究開発/システム・エンジニアはPAM4、NRZのソフトウェア・クロック・リカバリ、信号のトリガ、エラー検出、信号の時間相関性のあるレコードまたは切れ目のないレコードの取込みなど、強力なデバッグ機能が追加でき、光デバイスのトラブルシュートが簡単に実行できます。
リアルタイム・オシロスコープをベースにした光PAM4ソリューションの有用性を理解している会社の一つが、データ・センタ・アプリケーション用ハイスピード、低電力の光デバイス製造メーカである、Maxim Integrated(マキシム)です。
マキシム、先端研究/開発部長のジャン・フィリップ(Jan Filip)氏は、次のように述べています。「PAM4などの先端光変調フォーマットには、サンプリング・オシロスコープ、リアルタイム・オシロスコープの両方によるシステム・テストが欠かせません。リアルタイム・オシロスコープベースの新しいソリューションは、開発チームに重要なデバッグ・フィードバックを提供し、オフラインのMATLABアルゴリズムの使用により、最新の光レシーバ・システムのエミュレーションが可能になります。テクトロニクスは当社の光/PAM4テスト要件に対応する優れたリアルタイム・オシロスコープベースの検出ソリューションを提供しており、当社の先端測定プラットフォームの戦略的パートナです」
<アプリケーション/解析パッケージ>
DPO7OE1型は、28-GBaud PAM4のデバッグ・アプリケーションで33GHzの光帯域を備えています。従来のNRZアプリケーションでも使用できます。解析パッケージは、ER、AOP、OMA、アイの高さ・幅などの標準的な光測定に加え、TDECQなど、PAM4 IEEEおよびOIF-CEI規格独自の測定をサポートしています。
<テクトロニクスについて>
米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、お客様の問題を解決し、詳細の理解を深め、新たな発見を可能にする、革新的で正確かつ操作性に優れたテスト/計測モニタリング・ソリューションを提供しています。テクトロニクスは70年にわたり電子計測の最前線に位置し続けています。
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