岐阜聖徳学園大学経済情報学部の阿部邦美教授は、7月23日に開催されたオープンキャンパスで、Android端末で動作するアプリケーションを使った模擬授業を行った。これは同学部の卒業生2名と九州大学の藤野清次名誉教授と共同開発したもの。1922年にアインシュタイン博士が福岡を旅したときの軌跡を、Google Mapを利用した解説アプリとVRアプリで体験することができる。
岐阜聖徳学園大学経済情報学部の阿部邦美教授と同大卒業生の鈴木一将さん、原口直弥さん、九州大学の藤野清次名誉教授は、「Einstein博士と歩く福岡の街」と題したAndroidアプリを開発した。これは、1922年に福岡を訪れたアインシュタイン博士を題材にしたもので、Google Mapを利用した解説アプリと、Google Street Viewと連携したVRアプリで構成される。
Androidアプリは、Google Map上にアインシュタイン博士が訪れた場所を表示し、マップ上に示されたボタンを押すと説明文と写真が表示される。「詳しく」を押すと、アインシュタイン博士をモチーフにしたキャラクターである「一石君」がさらに詳しく説明をしてくれる。
VRアプリは、アインシュタイン博士が楽しんだ福岡の街を巡る約3kmの旅をVRで仮想体験できるもの。Google Street Viewに360°映し出された現地の景色を見ることができる。1922年当時の写真や資料等も表示され、現在の様子と比較しながら見ることもできる。
昨今、地域観光にVRアプリは不可欠なものになっている。今回のアインシュタイン博士以外にも、人物や場所といったコンテンツを変えて同様のアプリを制作することができ、自治体や企業と連携して地域活性化に役立てることを目指している。
なお、8月19日に開催されるオープンキャンパスにおいても、VR体験コーナーを設け、高校生に紹介する予定である。
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