中央大学商学部は、障害者サッカーの一つである「アンプティサッカー」の全日本選手権の大会運営に挑戦する講座(担当:教授 渡辺岳夫)を新設した。アンプティサッカーとは、主に上肢・下肢の切断障害を持った方がプレーするサッカーで、専用の器具を必要とせず、日常生活やリハビリ・医療目的で使用しているクラッチで競技を行うため、足に障害を持つ人々が気軽に楽しめるスポーツとして海外では急速に普及・認知度が高まっている。4月14日の第1回目の授業では、日本アンプティサッカー協会の最高顧問であるセルジオ越後氏による講演や、アンプティサッカーの体験会を実施した。
中央大学商学部は、障害者サッカーの一つであるアンプティサッカーの全日本選手権の大会運営に挑戦することを目的とした、「ビジネス・チャレンジ演習/実習(障害者スポーツマネジメント)」という講座(担当:教授 渡辺岳夫)を、2017年度に新設した。
当該講座では、2017年11月11日(土)・12日(日)に開催予定の「第7回日本アンプティサッカー選手権大会」の運営マネジメントに学生がチャレンジする。具体的には、同選手権大会に関する広報、イベント企画、スポンサー営業、飲食店誘致などの業務全般を学生が自律的に担うことになる。そのために、まずは障害者スポーツの特徴やサッカーイベント運営の基本を学んだうえで、大会を成功させるために必要かつ効果的な広報、企画、営業の方法を考案する。
4月14日の第1回目の授業では、日本アンプティサッカー協会の最高顧問であるセルジオ越後氏を招き、障害者スポーツやサッカービジネスについての講演を行った。講演の後には、日本アンプティサッカー協会全面協力のもと中央大学サッカー場にて、アンプティサッカーの体験会を実施した。
体験会では、アンプティサッカーの日本代表選手がクラッチと呼ばれる杖の使い方から、走り方、パスやシュートの仕方などを直接指導。最後にミニゲームに挑戦するなど大いに盛り上がった。ゼミ生にとって、アンプティサッカーの魅力や難しさを体感する大変貴重な機会となった。
(参考:
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2017/04/54911/ )
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