~「地方化」「速報値」を考慮した独自モデルから結果を予測~
デジタルマーケティングのコンサルティング会社、株式会社ルグラン(本社:東京都渋谷区 代表取締役:泉浩人、山辺仁美 以下、ルグラン)は、 2017年AKB48選抜総選挙の結果をデータで予測、その分析結果を発表しました。
順位 氏名 推定獲得票数
【 1】渡辺麻友 257,683
【 2】指原莉乃 253,216
【 3】松井珠理奈 125,699
【 4】宮脇咲良 122,718
【 5】坂口渚沙 76,993
【 6】須田亜香里 76,273
【 7】荻野由佳 75,296
【 8】峯岸みなみ 72,238
【 9】岡田奈々 67,023
【10】横山由依 62,049
【11】向井地美音 59,046
【12】小嶋真子 58,591
【13】高橋朱里 56,241
【14】倉野尾成美 53,855
【15】本間日陽 47,358
【16】古畑奈和 47,204
【17】高柳明音 47,195
【18】朝長美桜 45,835
【19】高倉萌香 43,807
【20】加藤玲奈 41,733
<予測結果のハイライト>
1. 昨年は2位を大きく引き離した指原莉乃と、今年こそはと期待される渡辺麻友の間で熾烈な1位争いが展開。
2. 渡辺・指原の予想獲得票は20万票超え。上位20人の総獲得票数は前年より約20万票の増加が見込まれ、そのうち上位3人だけで10万票の増加を見込む。
3. 荻野由香を擁するNGTなどの「支店」メンバーが上位進出を果たす一方、AKB「本店」が奮闘し、上位16人中10人はAKBメンバーとなると予測。
ルグランでは、2012年から、Twitterやブログ、掲示板などの書込などのソーシャルデータの解析から、AKB選抜総選挙の結果を、「順位」だけでなく、「得票数」もあわせて予測する試みに取り組んでいます。
今年の選抜総選挙の予測モデル構築においては、2016年選抜総選挙でランクインしたメンバー上位80名、紅白総選挙でランクインした上位30名、2017年選抜総選挙速報でランクインした上位50名を分析対象としました。各メンバーに関するクチコミデータについては、2012年、2014年、2015年に続き、株式会社ホットリンク クチコミ@係長のデータを使用しました。また、分析にはIBM SPSS Modelerを使用しています。
今年の分析では、「本店」と「支店」においてクチコミデータが得票数に与える影響の違いを考慮し、それぞれの支店ごとに、独自の予測モデルを構築。更に、毎年登場するダークホース的なメンバーや、クチコミデータだけでは得票数を予測しづらいメンバーへの予測をできるだけ正確なものにするため、速報発表後に予測される投票行動も予測モデルに組み込むといった工夫を行っています。
予測作業の過程では、100以上のモデルを構築し、それらの1つひとつについて、様々な視点から、その妥当性を検証し、最もふさわしいモデルを選定し、得票数の予測を行いました。
ルグランでは、クライアントに対するコンサルテーションにおいても、今回の予測分析を担当したチームが中心となり、様々なデータの収集・分析と、そこから得られるストーリーにもとづく仮説検証を通じて、効果的なマーケティング戦略を立案・実施する、というアプローチを大切にしています。
AKB48選抜総選挙の予測につきましては、「データドリブンマーケティング」の意味や重要性、あるいはその限界について、多くのマーケターの方々に考えて頂くキッカケになればという思いから、ホットリンク社のご協力のもと、毎年、この時期に実施・発表しています。
今回の予測プロセスの詳細については、弊社ブログにも記事を公開しておりますので、あわせてご覧下さい。
「2017年AKB選抜総選挙予測結果発表」:
https://legrand.jp/Blog/2017/6/0609-01
【株式会社ルグランについて】
株式会社ルグランは、「データドリブン、だけどクリエイティブ」を合言葉に、マーケティング戦略の企画・立案〜実装・実施までをトータルにお手伝いするデジタルエージェンシーです。様々なデータの解析から顧客やユーザーの行動・心理を客観的に把握・推測し、最良なユーザーエクペリエンスを提供するためのウェブやアプリの設計・デザインや、マーケティングオートメーション・パーソナライズ戦略の設計・立案〜実装など、企業やブランド価値の向上につながる様々な施策をご提案します。