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本学園は創立者米田吉盛が1928(昭和3)年、横浜市中区桜木町に開設した横浜学院に始まり、1930(昭和5)年に前身の横浜専門学校を横浜市神奈川区六角橋に移転、2018年には創立90周年を迎える。
この度、横浜市が所有する「みなとみらい21中央地区 43街区」の事業予定者として決定されたことを受け、横浜を発祥とする同学園は、横浜市が目指す未来の姿「OPEN YOKOHAMA」への寄与とともに、本学の知的、人的及び物的な資源を横浜の地に結集し、未来社会を担う人材の養成はもとより、日本、世界中から集まる学生・人々とのコラボレーションの場・機会の提供を目的として「みなとみらいキャンパス」を開設することを決定した。
「みなとみらいキャンパス」の開設により、本学は高等教育機関の使命・役割である公共性を重視し、「地域・社会との連携」、「大学資源の社会への還元」、「災害時の拠点機能」などを一層強化していく。
事業計画概要は以下の通り。
1. 敷地概要
所 在 みなとみらい21中央地区43街区
(西区みなとみらい四丁目5番1、同番2、同番5)
敷地面積 7,848.31平方メートル
用途地域 商業地域
建ぺい率 80%
容積率 800%
高さ制限 最低高さ60m、最高高さ180m
2. 建築概要(予定)
構造種別 鉄骨造(一部RC造)
階 数 地上21階、地下1階
延べ床面積 約46,600平方メートル
高 さ 98.85m
最高高さ 105.35m
3. 事業計画
2017年5月 基本計画・基本設計
2018年9月 着工
2020年11月 竣工
2021年4月 みなとみらいキャンパス開設
4. みなとみらいキャンパスのコンセプト
みなとみらいキャンパスのコンセプトは「国際・日本」の融合した未来「創造・交流」キャンパスの展開とし、あらゆる「人」が集い「知」が交流する拠点・ソーシャルコモンズを、新しい学び、賑わいの場として提供する。
5. みなとみらいキャンパスにおける教育の取り組み
(1) 国際港都・横浜に世界諸地域ならびに日本の文化と歴史を理解したグローバルな人材を育成する21世紀型新教育組織の設置を計画
(2) 新教育組織の基本概念は、「横浜(日本)・文化・歴史・民俗・世界(国際)」を概念構成として多様な交流を通じた異文化理解に基づくグローバル教育を推進
(3) 既設学部の改組をも視野に入れたグローバル系学部の集約を構想
6. みなとみらいキャンパスの事業概要
みなとみらいキャンパスでは教育事業をはじめとする様々な事業を展開する。
(1) 賑わいの交流ゾーン<主に1階~3階>
ワールド・ビュッフェ、体験展示エリア、グローバルラウンジ、
産官学連携・地域交流ラウンジ、多目的ホール、
神奈川大学エクステンションセンター、託児施設、図書館、
ラーニングコモンズ、ブックカフェ、レセプションルーム等
(2) 管理施設ゾーン<主に4・5階>
(3) 教育ゾーン・研究ゾーン<6階~20階>
教育ゾーン 講義室・演習室等
研究ゾーン 研究所・研究センター、共同研究室、研究室等
【参考】
1. 組織・学生・生徒数
(1) 学 部:7学部20学科2プログラム 学生数(2017.4.1現在)18,032名(2015年度学生数は全国第18位「2017大学ランキング」調べ)
(2) 大学院:9研究科14専攻、大学院生数(2017.4.1現在)444名
(3) 附属中・高校生徒数1,292名
(4) 学生・生徒合計(2017.4.1現在):19,768名
2. 卒業者数 約22万人
▼本件に対するお問い合わせ
神奈川大学広報部
電話: 045-481-5661(代)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/