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京都高島屋で、2017年1月6日(金)から、「ガレとドーム展 美しき至高のガラスたち」を開催いたします。(2017年1月16日(月)まで)
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に花開いた装飾スタイル、アール・ヌーヴォー。その巨匠の一人として讃えられる人物こそ、ヨーロッパ近代工芸史に革命をもたらしたガラス工芸家エミール・ガレ(1846~1904)その人でした。
1846年にフランス東部の自然豊かな古都ナンシーに生まれたガレは、幼い頃より植物や文学に親しみ、彼の芸術の豊かな素養を育みました。若くして体験したパリ万博では異文化に触れ、とりわけ、「ジャポニスム」に強く影響を受け、日本に憧れを抱き続けたと伝えられています。のちに、フランスを代表する工芸家として世界的な名声を博し、1904年に58歳でその生涯を閉じた後もその作品は世界中で愛され続けたのでした。
そして、数々の優れたガラス工芸家たちの中でも、ガレ様式を受け継いだ存在がドーム兄弟〈オーギュスト・ドーム(1853~1909)、アントナン・ドーム(1864~1930)〉でした。彼らの作品はガレの模倣にとどまらず、独自の世界観と造形表現を追求した稀有なものでした。
本展では、日本に集うガレとドームの数ある作品から、エミール・ガレ生誕170周年を彩るに相応しい貴重な名品の数々を、未公開作品を交え、総点数約100点で展観いたします。
■会場構成
第1章:初期 伝統主義と折衷主義(エクレクティスム)の時代
第2章:ジャポニスム ガラス越しの日本
第3章:ガラス(ヴェール)を芸術(アール)へ
第4章:ドーム兄弟
第5章:ガレ没後の残照 ランプの煌き
■「ガレとドーム展 美しき至高のガラスたち」開催概要
会期:2017年1月6日(金)~1月16日(月)
会場:京都高島屋7階グランドホール(京都市下京区)
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
入場料:一般税込800円、大学・高校生税込600円、中学生以下無料
※午後6時以降の入場は半額
主催:京都新聞
企画:imura art planning
【巡回情報】
日本橋高島屋(東京都中央区)2016年8 月31 日(水)~9月12日(月)※終了しました
横浜高島屋(横浜市西区)2016年9月14日(水)~9月26日(月)※終了しました
【高島屋「ガレとドーム展 美しき至高のガラスたち」特設サイト】
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/galle.html
【京都高島屋ホームページ】
http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/
【お問い合わせ】
京都高島屋
京都市下京区四条通河原町西入真町52
TEL:(075) 221-8811(代)