駒澤大学「『禅と心』研究の学際的国際的拠点づくりとブランド化事業」が、文部科学省平成28年度私立大学研究ブランディング事業に採択

駒澤大学

駒澤大学(東京都世田谷区/学長:廣瀬良弘)が申請した「『禅と心』研究の学際的国際的拠点づくりとブランド化事業」が、文部科学省の平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」タイプB(世界展開型)に採択された。  文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」は、学長のリーダーシップの下、全学的な看板となる研究を推進し、その成果をもって、大学の目指す将来展望に向けて独自色や魅力を発信する私立大学の取り組みを支援するもので、平成28年度は198校の申請に対し、駒澤大学を含む計40大学(タイプA【社会展開型】17件、タイプB【世界展開型】23件)が選定された。  このうち、「仏教」の教えと「禅」の心を建学の理念とする駒澤大学が採択された事業は「『禅と心』研究の学際的国際的拠点づくりとブランド化事業」。事業期間は5年間。同大の事業内容は下記の通り。 【『禅と心』研究の学際的国際的拠点づくりとブランド化事業概要】  現代社会が直面している「心の問題」に、禅(ZEN)の立場から提言を試みる。  禅研究の最先端に位置すると自負する駒澤大学が、江戸時代以来の研究の蓄積を踏まえ、現代人の心の問題に新たな提言を試みるため、多様な専門領域と禅(ZEN)を融合した研究を行い、坐禅の心身への影響を科学的に検証する。さらに、全学的な機関を設置して、研究成果を国内外に向けて発信する。 ◆事業の目的  本事業の目的として、次の4つを掲げる。 (1) 禅(ZEN)の思想的研究を基礎として、現代人が抱える「心」の問題に対し、新たな提言を行う (2) 禅(ZEN)の研究を、超領域的に行うことを通し、新たな視座を獲得する (3) 禅(ZEN)思想の根幹である「坐禅」が身心に与える影響を科学的に検証する (4) 上記の(1)(2)(3)を総合的に結んだ研究の成果を、混迷の一途をたどる国内外に向けて発信する全学的な組織(禅研究センター)を設置する ◆大学のブランド(独自色)として打ち出すための研究テーマとして選択した理由 (1) 駒澤大学には、禅(ZEN)研究の拠点として非常に長い歴史と研究蓄積があること (2) 駒澤大学には、禅(ZEN)の新たな研究領域を開拓する研究者が、多数在籍していること (3) 駒澤大学の禅(ZEN)研究ブランドを更に発展させ、禅(ZEN)研究の世界的拠点とすること ※建学の理念に基づいた独自の学びへの取り組み  「仏教」の教えと「禅」の心を建学の理念とする駒澤大学では、卒業までに「駒澤大学生」としての意識を高めるため、同大の「建学の理念」に触れる機会を多数提供している。  新入生は、必修科目として「仏教と人間」を学び、この科目では、仏教や禅の考え方を参照しながら、人生の意味や社会の在り方について自ら考える。  また、2014(平成26)年から開設された初年次教育科目「新入生セミナー」では、学内・宗門のみならず広く地域社会の文化の進展に寄与することを目的とし、駒澤大学を象徴する施設として学内に開設された「駒澤大学禅文化歴史博物館」において、駒澤大学の歴史を学ぶ。  さらに、全学共通の選択科目として開設されている「坐禅」では、キャンパス内の「坐禅堂」において、本格的な坐禅を受講することができる。  そのほか、入学式や卒業式における仏教儀礼、定期的に行われる仏教行事や法話への自由な参加等により、「駒澤大学生」としての成長の機会を広げている。 (参考)文部科学省HP 「私立大学研究ブランディング事業」 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1379674.htm ※本事業に関するWEBサイト:2017年1月13日ごろ公開予定。 ▼本件に関する問い合わせ先  駒澤大学総務部広報課  〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1  TEL: 03-3418-9828  E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp  URL:  https://www.komazawa-u.ac.jp/ 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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