広範なライフサイエンス領域の起業を支援するアクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」が支援対象者を公募(12/6まで)

三井不動産株式会社

~新たなアイデアや技術をもとに3ヶ月間で集中的にビジネスモデルを構築~

 起業家や社内ベンチャーのスタートアップを支援する株式会社インディージャパン(本社:東京都中央区)は、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)とアカデミア有志が中心となり設立した一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長 岡野栄之、以下LINK-J)の協賛のもと、起業家向けのアクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」を実施しています。この度、同プログラム第2回目となる2017年第一期(1月~3月期)の支援対象者を2016年12月6日(火)まで募集します。    アクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」は、一般的なベンチャーキャピタルなどによる起業家支援とは異なり、資金面以上に知識・経験・人脈などのソフト面の支援を重視して、ビジネスモデルが形成される前段階から、起業の第一歩を起業家と一緒に検討する支援プログラムです。起業家が持つビジョンと新たなアイデアや技術をもとに、最も価値を生み出すビジネスモデルを短期間で集中的に検討・具体化します。早い段階から自己資金による「エンジェル型」の投資を行い、その後、より大きな資金提供が可能なベンチャーキャピタルなど適切な支援機関に引き継いでいきます。 <アクセラレータープログラム「ZENTECH DOJO NIHONBASHI」の支援> 学 び ・「思い」や「技術」を“価値”へと変換するプロセス ・優れたビジネスモデルの創り方 ・シリコンバレー流リーンスタートアップ ・スタートアップに有利な事業領域の選び方 ・資金調達の手法 支 え ・起業家にマッチした起業経験のあるメンター ・ベンチャーキャピタリストとのネットワーク ・「同期」となる起業家仲間 ・仕事をする場所、ITインフラ ・ビジネスの検証をするための初期資金(300万円) リスク回避 ※スタートアップの主なリスク ・使い手のいない製品を開発するのに巨額を投じてしまう ・大手にキャッチアップされてしまい、市場を奪われる ・予想以上に開発コストがかかる ・出来上がった製品コストが高くなりすぎる ・資金調達に時間がかかりすぎる ・投資家・銀行との相性が悪い  2016年7月から9月にかけて実施した第1回目のプログラムでは、iPS細胞の関連技術を用いてマラリアなど新興国の感染症に対する新薬開発を目指すMiCAN Technologies株式会社を創出しています。プログラム期間の3ヶ月で、感染症の新薬開発という大きなビジョンを実現するための段階的なマイルストーンを具体的に検討し、起業家が持つ技術をもとに、実際の研究者へのヒアリングを通じて実現性の高い新薬開発に向けた事業戦略を描き、海外の団体との提携交渉に入るまでとなりました。今回の募集においても、具体的な事業計画がない段階でも、自らの新たなアイデアや技術で解決したい課題を持つ起業家であれば、積極的に支援していきます。なお、募集要項は下記の通りです。 <プログラム概要・募集要項> ◆ 主催: 株式会社インディージャパン ◆ 協賛: 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J) ◆ 対象者: 医薬・健康など広範囲なライフサイエンス産業で起業を目指す方、あるいは起業した方(年齢や所属は不問)   ステージ: 「プリシード」〜「シード」 (「シリーズA」以前) ◆ 選考基準: 自らが中心となって解決したい課題があること その課題の意義が大きく、医療・生活・教育(広義のライフサイエンス)に関わること 本プログラムによってアイデアの価値が著しく大きくなる見込みがあること ※最大4社(初期の企業を対象としたハンズオンのため、上限を設定しています) ◆ 選考プロセス: 簡単な書類審査、面談(アイデアと思いの共有) 担当メンター候補とのマッチングインタビュー メンター委員会による決定 ◆ 選考スケジュール: 12月6日(火)募集締切、12月16日(金)選考決定 ◆ 申込み・問合せ: http://www.indee-jp.com/zentech/ ◆ 主な支援内容: 起業家にマッチした起業経験のあるメンター制度 仕事をする場所、ITインフラ ベンチャーキャピタリストとのネットワーク ビジネスの検証をするための初期資金300万円 (※選考決定後すぐに企業に資本として出資します。企業設立前の起業家の場合は、企業設立時に出資します) ◆ カリキュラム: 2017年1月 ◇キックオフミーティング ◇週1回のメンタリング ◇週1回のティーチング  - 価値とビジネスの関係  - ビジネスモデルとは  - 起業に関するリスク  - 資本政策について 2017年2月 ◇交流会 ◇週1回のメンタリング ◇オフィスアワー  - 事業領域/プロダクト  - リーンスタートアップ  - 財務モデル  - 資金調達 2017年3月 ◇交流会 ◇週1回のメンタリング  - ピッチトレーニング ◇デモデー(ピッチ) ◆ メンター: 津田 真吾(株式会社インディージャパン 代表取締役 テクニカルディレクター) 津嶋 辰郎(株式会社インディージャパン 代表取締役 マネージングディレクター) 河野 悠介(JITSUBO株式会社 CEO) Pete Bonee(Partner, Innosight Ventures) Piyush Chaplot(VP, Finance & Investments, Innosight Ventures) ◆ アドバイザー: 曽山 明彦(LINK-J 事務局長) 新田 信行(第一勧業信用組合 理事長) 田中 宏明(第一勧業信用組合 創業支援室 主席相談員 弁護士) ◆ 会場: 日本橋ライフサイエンスビルディング10階(東京都中央区日本橋本町2-3-11) ■ 株式会社インディージャパンについて アイデアにとどまらない実効性を重視したハンズオンのイノベーションコンサルティングとして、医療・ヘルスケア・再生エネルギー・介護・教育などの領域でスタートアップ支援を行っています。「イノベーションのジレンマ」の著者としても知られるハーバード・ビジネス・スクール教授のClayton Christensen氏が設立したInnosight社とのパートナーシップを締結する日本で唯一の企業です。 ■ 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について LINK-Jは、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。

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