摂南大学(大阪府寝屋川市)理工学部の池内淳子教授、熊谷樹一郎教授、榊愛准教授の研究室に所属する学生らは、熊本地震本震発生後の4月16日以降、インターネットなどを通じて被災地の医療機関などの情報収集を開始。得られた情報の一部を現地で活動するDMAT(災害派遣医療チーム)にも提供した。
学生らは医療施設の被災状況や診療状況、透析患者の受け入れ可能な医療機関、避難地域で必要な物資の情報を収集。インターネットの地図サービスに情報を整理し、現状が一目で分かるようにした。そのうち、必要と思われる病院や医療施設約80件の情報を現地で活動しているDMATに提供。遠隔地からできる被災地支援を行った。
また、病院防災も研究する池内研究室では、耐震面だけでなく組織としても災害に強い病院を増やそうと、各地で災害時対応のための医療従事者向け研修などを実施。研究を通して災害後の復興支援活動を行っている。
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