地域の食材を使ったスイーツで地域活性化を目指す -- 文教大学健康栄養学部生が「濃厚チーズ葱クッキー」を開発

文教大学

地域の産品を利用した商品を売り出すことで地域活性化を図る「ふるさと名物応援事業」の一環で、文教大学健康栄養学部 笠岡ゼミの学生が、東京都瑞穂町のネギを使った「濃厚チーズ葱クッキー」を開発した。商品化を目指し、2月3日より開催のイベントに出品する。  地域資源を活かした魅力ある産品を「地域ブランド化」して、域外に販路を広げ、地域へ人を呼び込むことを目的に、中小企業庁が実施している「ふるさと名物応援事業」。今回の商品開発は、東京都瑞穂町の活性化を目的に、昨年末、事業を進める「ふるさとプロデューサー」の萩部健次さんから笠岡ゼミに依頼があり、始まった。  笠岡ゼミへの依頼内容は「東京都瑞穂町の野菜を使った商品開発」。  はじめに、萩部さんより笠岡ゼミの学生に対して、プロジェクトや瑞穂町の野菜についての説明があり、それを受けてゼミの3、4年生が20点以上のレシピを考案した。  多くの試作品の中から、最終的に選ばれたのは4年生の松竹千紘さんが考案した「濃厚 チーズ葱クッキー」。クッキーにネギを使うことで、今までのスイーツにないインパクトのある商品に仕上げた。  今回使用したネギは、東京都瑞穂町にある100年続く「近藤ファーム」のネギ。上質な土壌で育ったネギは甘く、緑と白のクッキーは素材そのままの色を活かした見た目にした。  告知のポスターには学生が撮影した写真が使われ、アンチエイジングやしみそばかす減少など、ネギの栄養面での効果も記載。日頃、管理栄養士を目指して栄養学を学んでいる健康栄養学部生ならではのアプローチになっている。  学生が制作した「濃厚 チーズ葱クッキー」は、2月3日~5日に東京ビッグサイトで開催される「第81回東京インターナショナル・ギフト・ショー2016」、同じく東京ビッグサイトで2月10日~12日に開催される「第50回スーパーマーケット・トレードショー2016」において、中小企業庁のブースの中で紹介され、実際に笠岡ゼミの3年生2名(九島菜奈さん・河野綾菜さん)がクッキーを制作し、瓶詰めにした試作品200個を出品する。11日の「スーパーマーケット・トレードショー」では、学生もブースに立ち、試食会を行う予定。  今回、商品化が成功すれば、今後は別の地域でも同様に、魅力的な産品と健康栄養学部の学生の知識と感性を活かした商品開発を進めて行く予定である。 ▼本件に関するお問い合わせ先  文教大学 広報マーケティング室  TEL: 03-3783-5511(代表) 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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