26年度改定シミュレーション、外来マイナスで厳しい状況続く 特定機能病院一般や救命救急入院料などが増加

メディカル・データ・ビジョン株式会社

 メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、以下「MDV」)は2026年度診療報酬改定(+3.09%)を受けた病院経営の収入額を前年度実績を基にシミュレーションした結果、一施設当たり増収額が入院で年額9,400万円増(急性期一般入院料、前年比+2.02%)となる一方、外来が同6,800万円減(前年比-2.27%)になる見通しで、引き続き厳しい経営環境が続くことがわかりました。
 

 MDVの病院経営支援システムを導入しているDPC(入院医療費に包括評価方式を採用している)病院692から集計した2025年度の診療データをベースに、診療報酬改定年度(2026年度)病院収入のシミュレーションをしました(以下、上段グラフ)。その結果、入院について金額が大きいものでは、特定機能病院一般(2億6,200万円増、+1.59%)、救命救急入院料(2,600万円増、+2.84%)、回復期リハビリテーション病棟入院料(2,200万円増、+4.00%)などとなりました。こうした半面、外来の落ち込みは、主に薬価引き下げによる影響が出ています。そこで仕入れ価格の調整など、病院経営では、よりコスト管理の重要性が高まっています。

 また、出来高病院(下段グラフ)でも同様の傾向が浮き彫りになりました。

【改定シミュレーション】
=DPC病院(692病院)=
一施設当たり増減額
 急性期一般入院料:年額9,400万円(+2.02%)
 外来:年額6,800万円(-2.27%)

=出来高病院(149病院)=
一施設当たり増減額
 急性期一般入院料:年額3,000万円(+3.64%)
 外来:年額700万円(-1.33%)

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ