パリで活躍する彫刻家が瀬戸内・しまなみの島で創る“ごえん”のかたち――大三島美術館で特別企画展を開催【愛媛県今治市】

今治市役所

~島の素材、人との出会いから生まれる空間芸術インスタレーション~

愛媛県今治市の大三島美術館では、パリを拠点に国際的に活躍する彫刻家 ジュリアン・シニョレによる特別企画展「ごえん」を、2026年8月13日(木)から9月23日(水)まで開催します。
 
パリ樹木園にて2,5m のプラタナスに彫刻されたごえん 2015年制作(写真:2025年撮影)

■島との出会いから生まれた企画展「ごえん」――素材と人が響き合う空間芸術
 本企画展「ごえん」は、2024年に彫刻家ジュリアン・シニョレが、パリから瀬戸内・しまなみを訪れ、島の人々や自然と出会ったことをきっかけに開催する運びとなりました。展示される作品は、2026年7月にジュリアンが今治市の大三島に滞在し、大島の石や大三島の木といった地域の素材を用いてこれから制作する彫刻です。
 これらの作品は、単体で完結するものではなく、島の人々と共に創り上げる空間芸術インスタレーションとして構成されます。素材の質感や時間の痕跡、人の関わりが重なり合うことで、鑑賞者は作品の中に身を置きながら、「ごえん」という目に見えないつながりを体感することができます。作家の表現と島の風土が交差する、ここでしか生まれない展示空間が広がります。

■開催概要
日時:2026年8月13日(木)〜9月23日(水)
場所:大三島美術館 〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦9099−1
開館時間:9時~17時(毎週月曜休館・祝日の場合は原則翌日振替)

■企画展SNS
【note】https://note.com/omishima_art
【Instagram】https://www.instagram.com/omishima_specialexhibition/

 SNSではジュリアンが大三島で企画展を開くに至るまでのストーリー、ジュリアンへのインタビュー、ジュリアンとごえんで繋がった島の人たちへのインタビューなどを公開しています。
 また、公開制作の日程や、ワークショップについても随時情報が更新されますのでぜひフォローください。

ジュリアン・シニョレ (Julien Signolet)
ジュリアン・シニョレ(写真 Florence Brochoire)

(ホームページ)https://www.signolet.net/
( Instagram)https://www.instagram.com/signolet_sculpteur/ 

 2007年よりパリ11区のアトリエを拠点に、木から石に至るさまざまな素材と対話を重ねながら、東西に通じる精神性をテーマに制作を行う。
 日動画廊パリにて定期的に展覧会を開催。近年は、展示空間全体を用いたインスタレーションへと表現を展開する。
 パリ・ニュイ・ブランシュ(パリ白夜祭)では、サン・セブラン教会(Église Saint-Séverin, 2020年)、サン・ルー・サン・ジル教会(Saint-Leu-Saint-Gilles, 2021年)にて制作・展示。続くパリ、コレージュ・デ・ベルナルダン(Collège des Bernardins)での大規模インスタレーション(2023年)には、2か月で一万人が訪れた。
 2025年秋開催の国際現代アートフェスティバル BIWAKOビエンナーレでは、重要文化財「旧西川邸」にてインスタレーションを行った。

【日本での主な活動】
・アンスティチュ・フランセ関西(2013年)
・東京銀座 K’s Gallery(2020年)
・現代アートフェスティバル「Art Islands Tokyo」(2019・2020年)
・京都祇園 山添天香堂(2022年・2025年)
・BIWAKOビエンナーレ(滋賀県近江八幡市/2022年・2025年)

大三島美術館

(ホームページ)https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/omishima/

 大三島美術館は、「作家と共に歩み共に成長する美術館」であることを活動理念とし、収蔵展示をおこなっている。収蔵品は、中堅・人気日本画作家らの若き日の作品を中心に、今治市出身の智内兄助画伯の作品、さらに田渕俊夫氏の素描や下絵を含め、総数1,000点を超える。また、質の高い浮世絵作品も併せて収蔵しており、多彩な日本美術の魅力を感じられる。これらのコレクションを年数回の展示替えで紹介していくと同時に、作家との交流を活かした企画展も開催中。

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