~次世代“人財”の育成へ、「いまばりKIDSプログラミングコンテスト」など3つの事業を展開~
愛媛県今治市(市長:徳永繁樹)は、2026年7月15日、AIやロボットなどの先端技術を活用し、地域産業の未来を切り拓く「いまばりロボット未来共創都市宣言」を発表しました。
人口減少に伴う担い手不足、技術継承、生産性向上への対応といった課題に対し、AI・ロボットを「人を支えるパートナー」と位置付け、人材育成・実証・新産業創出を一体的に推進。造船やタオルなど世界に誇るものづくり基盤を生かし、地域の現場をリアルな実証フィールドとして、子どもから社会人まで学べる環境を整えます。
“未来を共に創る”ために、人とロボットが共創するまちを目指した挑戦が、今治から始まります。
■人口減少時代に「人を支えるパートナー」――今治市が描くAI・ロボットとの向き合い方
人口減少と労働力不足。これは今治市だけでなく、日本全体が直面する現実です。さらに急速な技術革新により、地域産業を取り巻く環境は大きく変化しています。その中で今治市は、「人かロボットか」という対立構造ではなく、AIやロボットを「人を支えるパートナー」と位置づけ、人とロボットの共創によって価値を生み出す「いまばりロボット未来共創都市宣言」を発表しました。
造船やタオルといった世界に誇るものづくりの現場を持つ今治だからこそ、新しい技術を研究だけで終わらせず、現場で試し、改善し、次の価値につなげる“実証フィールド”になることができます。この強みを起点に、人とロボットが共創する持続可能な地域社会と産業都市の実現を目指します。
■若者が「ここで挑戦したい」と思えるまちを目指して、3つの新事業をスタート
今回の宣言の核心は「人財育成」にあります。今治市では、世界有数のクラスターを形成する海事産業を中心に、高校・専攻科・大学・大学院へとつながる一体的な人材育成環境が整備されつつあり、学びがそのまま地域産業へとつながるキャリアパスが構築されています。こうした人材育成環境を基盤に、企業や現場への実装、さらには新たな産業創出へとつながるストーリーを描いています。
「人財育成」の第一歩となるのが、今年度スタートする3つの事業です。小学生向けの「いまばりKIDSプログラミングコンテスト」、ものづくりを体験できる「いまばりKIDSロボットコンテスト」、そして海事都市ならではの「海のロボコン」構想。これらは単なるイベントとして開催するのではなく、将来のエンジニアや技術者を生み出す入口として設計されています。
子どもたちの自由な発想が、地域の課題解決へ、そして新たな産業へとつながっていく――今治は、次世代を担う若者を地域全体で育む「リアルな挑戦の場」へと進化していきます。
事業1 いまばりKIDSプログラミングコンテスト
事業2 いまばりKIDSロボコン
<いまばりKIDSロボコン2026>
ワークショップで制作したオリジナルのロボットを使って、トーナメント方式で技術を競う大会です。「いまばりKIDSロボコン2026」に出場するには、「なつやすみロボットワークショップ」への参加が必須です。
≪なつやすみロボットワークショップ≫
【日時】
1日目 2026年8月22日(土)10:00~12:00 ロボットの組み立て
2日目 2026年8月23日(日)10:00~12:00 プログラミング・3D CADでパーツ設計
【場所】今治地域地場産業振興センター内 X-tech Lab Imabari 今治市旭町2丁目3-5
【応募対象】今治市内在住の小・中学生
【参加費】無料
【定員】20名(先着順 ※定員になり次第、募集を締め切ります)
【募集期間】7月15日(水)~8月16日(日)
【申込フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdBnsbeukJ_MKTsZG5vK9HSnOMBK6S34Xy4QDKxEC2Db7wdpg/viewform?pli=1
≪いまばりKIDSロボコン2026(大会)≫
【日時】2026年11月3日(火・祝)9:00~13:00
【場所】今治地域地場産業振興センター 今治市旭町2丁目3-5
※詳細は、「なつやすみロボットワークショップ」の参加者へお知らせします。
事業3 海のロボコン【構想】
海や船をフィールドとした「海のロボコン」の開催に向けて、準備作業に着手します。船をテーマにした高度なデジタル・ロボット技術の体験・学習を通じて、高度専門人材を育成し、地元海事関連企業と学生との交流促進と、将来の海事都市今治を担う若者の定着をめざします。
■「瀬戸内から世界へ」人とロボットが共創する未来都市・今治のビジョン
今治市が描く未来は、単なるロボット導入ではありません。人材、企業、技術が集まり循環することで、新たなイノベーションを生み出し続ける都市です。人材育成、実証フィールドの拡大、新産業創出という3つのステップを通じて、地域全体で価値を生み出すエコシステムを構築していきます。
この取り組みが、やがて「瀬戸内クロステックゾーン」として広域に波及し、国内外から人材や企業が集まる拠点へと発展することで、人とロボットがともにつくる未来共創都市・今治を目指します。
“未来を共に創る”ため、次世代を担う“人財”を育成するフィールドとして、今治市は力強く歩みを進めていきます。