ファッションブランド HATRAの展示衣装に「FOREARTH」のプリントを採用 Tokyo Textile Scope 2027 Spring/Summer 東レブースで公開
「Tokyo Textile Scope」は、グローバルなファッション・テキスタイル市場のニーズに応えることを目的とした総合テキスタイル展です。本取り組みは、本展示会に出展する東レより展示衣装の制作依頼を受けたHATRAに、当社がプリント技術面で協力する形で進められたものです。会期中、東レブースで、HATRAが制作した衣装をご覧いただけます。
HATRAは、最新のデジタル技術を活用しながら、服を「人と世界をつなぐ境目のような存在」と考え、新しいファッションのあり方を追求しているブランドです。当社は、HATRAが求める高度な表現性と素材感を両立させるため、生地本来の風合いを生かしたプリントを可能にするFOREARTHで展示衣装に使用される生地のプリントを支援しました。
本展示では、ポリエステル100%の楊柳(ようりゅう)生地をはじめ、ポリエステル86%・綿14%のジャージー生地、ポリエステル100%のブロード生地など、生地のつくりや風合いの異なる複数の生地に5種類の柄をプリントしました。素材が異なっても、柄の再現性や生地の柔らかさを損なうことなく表現できる点は、FOREARTHならではの特長のひとつであり、HATRAのクリエイティブな表現を技術面から支えています。また、幅広い生地に一台でプリントできるため、素材ごとに設備を使い分ける必要がなく、試作から製品化までのリードタイムの短縮に貢献します。
FOREARTHは、従来の捺染工程で必要とされてきた大量の水や前後処理工程を行わないプリント方式を採用しています。これにより、デザインの自由度を高めながら、環境への負荷を抑えたテキスタイル表現を可能にし、クリエーターの表現を支援しています。
■HATRA デザイナー・長見佳祐氏 コメント
FOREARTHによって、これまで無意識に避けてきた表現領域への選択肢が広がっていることを実感しています。今回の展示衣装にとどまらず、すでに量産品でもFOREARTHのプリントを採用しており、HATRAにとって欠かせないグラフィック表現の可能性を、さらに押し広げてくれる技術だと感じています。将来的には、柄設計と3Dデザインがシームレスにつながることで、新しいものづくりの可能性が開けていくと感じています。
■長見 佳祐氏について
最近では、3Dクロスシミュレーションや生成AIの応用を通し、衣服を境界状況的な空間と捉えた「リミナル・ウェア(LIMINAL WEAR)」を新しいコンセプトとして提案しています。第10回「TOKYO FASHION AWARD 2025」を受賞するなど、今後が期待されるデザイナーです。
※1 エスモード・パリ(ESMOD Paris)は、フランス・パリにある著名なファッション学校で、特にファッションデザインやファッションビジネスにおいて高い評価を受けています。1841年に設立されたこの学校は、ファッション教育の先駆者として知られ、世界中の多くの著名なデザイナーやスタイリストを輩出しています。
※2クチュール技術とは、個別の顧客のニーズに応じて手作業で仕立てられる高級オーダーメイドの衣服を作る技術です。
■ブース概要
| 展示会名 | 第3回 Tokyo Textile Scope 2027 Spring/Summer https://jfwtextile.com/TTS/ja/2027ss/outline.html |
| 会期 | 2026年4月15日(水)~17日(金) (10:00~18:00、最終日のみ16:00閉場) |
| 会場 | 東京都立産業貿易センター 浜松町館 |
| 主催 | 一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構 |
| 東レ株式会社ブース | 3階 B-17 |
| その他 | 本展示会は繊維・ファッション業界関係者を対象とした事前登録制の展示会です。 |
■捺染インクジェットプリンター 「FOREARTH」についてはこちら
https://www.kyoceradocumentsolutions.com/ja/our-business/industrial/textile-printing/index.html?utm_campaign=or&utm_medium=other-medium&utm_source=other-source&utm_term=kc-press&utm_content=forearth
