CRI、CES 2026で超低発熱なGaN駆動フルデジタルアンプを初公開、モビリティの音響アーキテクチャを再定義
■これからの車に求められる低発熱・省電力・高音質な超小型フルデジタルアンプ
当社は今回の出展で、独自の方式でスピーカーを直接駆動しサウンドを出力する「CRI D-Amp Driver®(シーアールアイ ダンプドライバー)」に、GaN半導体を組み合わせて構成するフルデジタルアンプ「CRI D-Amp Driver × GaN(シーアールアイ ダンプドライバー バイ ガン)」を世界のモビリティ業界向けに展示します。CRI D-Amp DriverとGaN半導体の双方が持つ特性を掛け合わせ生まれたこのデジタルアンプには、低発熱、省電力、高音質という3つの特長を備えています。
ソフトウェアによって機能や価値が更新される次世代の自動車「SDV」では、自動運転の広がりとともに車内でのエンターテインメントの充実が期待されています。CRI D-Amp Driver × GaNはこれらの特長を生かし、車内で楽しむ音楽から、SDVでの映画やカラオケなどのエンターテインメントまで、クオリティの高い音を届け未来の移動体験を彩ります。
■2,000万台量産済みの独自方式と新デバイスの連携で世界市場のサウンドを革新
CRI D-Amp Driver は、これまで組み込み製品やモビリティ向けに2,000万ライセンス以上搭載されてきました。またGaN半導体は、優れた電力性能により近年のモバイルバッテリーやACアダプターなどの小型化と軽量化に貢献しており、この先も活用拡大が見込まれる新デバイスです。CRI D-Amp Driverの回路にGaN半導体を使用して生まれた前述の特長は、当社の技術力によるものです。
人間の五感の中で、聴覚から受け取る情報は多岐にわたります。CRIはこのCRI D-Amp Driver × GaN をモビリティや音響製品各種に広げ、未来の生活を取り巻くサウンドを革新します。そして3年後にはCRI D-Amp Driver にて累計10億円の売り上げを目指します。
これからもCRIは「音と映像で社会を豊かに」という理念の下、時代に応える新技術を磨いてまいります。そして世の中に驚きと楽しさ、感動を届けるお手伝いをしてまいります。
■CES 2026にて CRI D-Amp Driver × GaN をはじめとするモビリティ向け音響製品を紹介
CRIは2026年1月にラスベガスで開催される「CES 2026」に初出展します。モビリティエリアに設置するブースにてCRI D-Amp Driver × GaNをはじめ、モビリティの車内外のサウンドを統括するソフトウェア「CRI ADX® Automotive」を紹介します。
<出展概要>
CES2026(https://www.ces.tech/)
日時:2026年1月6日(火)~9日(金)
会場:ラスベガス・コンベンション・センター(米国ネバダ州)
ブース:West Hall — 4378(CRI Middleware Co., Ltd.)
展示内容:・独自方式のフルデジタルアンプ「CRI D-Amp Driver × GaN」
・モビリティ向けサウンドミドルウェア「CRI ADX Automotive」
出展製品詳細:
「CRI D-Amp Driver × GaN」
https://www.cri-mw.co.jp/business/product/embedded/cri-d-amp-driver-x-gan/
「CRI ADX Automotive」
https://www.cri-mw.co.jp/business/product/automobile/adxautomotive/
■CRI D-Amp DriverとCRI D-Amp Driver × GaNとは
CRI D-Amp Driverはローパスフィルタなどの外部部品をほぼ使わずに、サウンド出力を可能にするミドルウェアです。スピーカーを直接パルス駆動するCRIの独自方法で、従来のオーディオ信号増幅方式とは異なる新たな概念でのサウンド再生を実現、高音質な音声を出力します。
CRI D-Amp Driver × GaNは、CRI D-Amp Driverがスピーカーを駆動するための増幅回路をGaN半導体で構成しています。これによって生まれた省電力性、低発熱性、高音質性で、電力消費を抑えたい環境や、限られたスペースでの活用を目指しています。
「CRI D-Amp Driver」https://www.cri-mw.co.jp/business/product/embedded/dampdriver/
■株式会社CRI・ミドルウェアについて
「音と映像で社会を豊かに」を企業理念として、主に音声・映像関連の研究開発を行い、その成果をミドルウェア製品ブランド「CRIWARE®(シーアールアイウェア)」として、さまざまな分野に展開しています。ゲーム分野で磨いたCRIWAREは現在、ゲーム以外の組み込み業界やモビリティ領域にも広がっています。CRIはCRIWAREを通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーの体験の向上をサポートしてまいります。
【会社概要】
社名:株式会社CRI・ミドルウェア(CRI Middleware Co., Ltd.)
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー11階
代表取締役社長:押見 正雄
事業内容: 音声・映像等に関する研究開発、ミドルウェア製品の販売・サポート、および関連する受託開発
設立: 2001年8月1日
HP:https://www.cri-mw.co.jp/
※「CRI」「CRIWARE」「CRI D-Amp Driver」「ADX」およびCRIWAREロゴは、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
※プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
