ソニーグループSMN、メンタルヘルス対策で「カルテコworkwell」導入 従業員の心身状態把握、健康経営の新モデル構築へ

メディカル・データ・ビジョン株式会社

 メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下MDV)は、ソニーグループのSMN株式会社(本社:同品川区、代表取締役社長:原山直樹、以下SMN)が企業向けPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコworkwell」を新たに採用しましたのでお知らせします。SMNは客観的測定による計測結果と従業員自身の主観評価を掛け合わせることで、従業員のメンタルヘルスの向上と健康管理の新しいアプローチのカタチを目指します。
 

■スマホカメラで10秒間撮影、自律神経の状態など計測
 カルテコworkwellは、スマートフォンのカメラで顔を10秒間撮影するだけで、自律神経の状態を計測し、脈拍や呼吸数、交感神経・副交感神経のバランスを解析することで、従業員の疲労やストレスを可視化するソリューションです。このシンプルで高精度なアプローチは、多様な業種の健康経営を支援することを目的に開発されました。
 

 特に、デジタルマーケティングやITソリューション業界では、長時間労働や精神的負担が大きな課題となっており、従業員のメンタルヘルスケアが重要視されています。厚生労働省の調査によると、IT関連企業の平均残業時間は月40時間を超えることがあり、精神的ストレスによる健康問題が年々増加しています。こうした課題に対し、カルテコworkwellは効果的な解決策を提供します。さらに、SMNとMDVは協業し、従業員が「働くことが楽しい」と感じられる環境づくりを支援し、実践的な健康管理の新たなモデルの実現を目指しています。
 

 今回の取り組みでMDVは、SMNの従業員が日常業務の合間にカルテコworkwellを使用し、疲労やストレスの状態を把握できる仕組みを提供します。この仕組みによって、従業員はカルテコworkwellの有用性を身近に感じていただき、メンタルを含めたセルフメディケーションに役立ててもらいます。
 また、SMN以外のソニーグループ各社へのカルテコworkwell導入のほか、カルテコworkwellと連携したソニービズネットワークス株式会社が開発したクラウド勤怠管理システム「AKASHI」の顧客層拡大を目指します。

■ストレス度の主観的評価に頼る限界打破へ
 MDVは「健康が人と会社の本当の成長を支える」という信念のもと、業界が抱える健康管理の課題、例えば、従業員のストレスチェックが年数回に限られ、十分なケアに結びつかない問題や、ストレス度の主観的評価に頼る限界の解決を目指しています。

 この取り組みでは、Emo Scan Approachを活用し、客観的かつ継続的な従業員の心身状態を把握することで、健康経営の新しいモデルを構築します。また、SMNをはじめとするソニーグループとの協力を通じて、これらの課題解決が社会全体に貢献できると信じています。

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