デクセリアルズ、2013年よりサポートする地域貢献活動「デクセリアルズ杯」を開催
当社では、スポーツ振興と青少年育成を通じた地域社会貢献を目的とし、多賀城事業所がある宮城県において2013年から毎年サポートしています。2024年からは、同大会に女子部門が新設されました。
本大会は宮城県内10地区のトレーニングセンターに登録された、12歳以下で構成する10チームの男子チーム、および地区単位で選抜された9チームの女子チームが参加し、2日間の日程で総当たりリーグ戦を行いました。結果、男子は「泉トレセン」チーム、女子は「若林宮城野トレセン」チームが優勝しました。「泉トレセン」の浅井さんは、「いつものチームと違う仲間と一緒にチームを組んだので、最初は連携が難しかったが、こまめに声がけし連携することでチームワークを発揮することができた」と話し、「若林宮城野トレセン」の倉元さんは、「みんなで力を合わせて優勝をすることができて楽しかった。一人ではできないことも仲間と力を合わせればできると思った」と喜びのコメントが聞かれました。
大会期間中は、出場者のご家族や知人の方々など約250人が会場に訪れ、力強い応援をされていました。また、地域とのコラボレーション企画として「女川町満喫スタンプラリー」が実施されました。スタンプラリーは、女川町内のシーパルピア女川※1にある協力店舗や、東日本大震災の震災遺構「旧女川交番」※2など13箇所の中から3箇所以上を巡りスタンプを集めると、シーパルピア女川商店街 協賛店舗で使用できる商品券が抽選で当たるもので、地域で盛り上がりました。初日には、女川町観光協会の協力により、温かいすまし汁にさんまのすり身を落とした女川名物の「女川汁」が女川町観光協会から振る舞われました。
当社は、ほかにも2015年から栃木県の地域密着型プロ自転車ロードチームである「宇都宮ブリッツェン」とスポーツを通じた地域活性化活動にも取り組んでいます。これからも、スポーツ振興を通して未来を夢見る子どもたちの元気な笑顔を応援していきます。
※1:宮城県牡鹿郡女川町にある商業施設。地元の味を楽しめる飲食店やスーパーが集まっている。東日本大震災後の復興計画の一環とし
て建設され、高台に位置しており、景観を楽しむだけでなく、緊急時の避難場所としても機能する。
※2:宮城県女川町にある東日本大震災の遺構。この交番は鉄筋コンクリート造の2階建てで、津波の引き波によって基礎部分の杭が引
き抜かれ、横倒しになった。鉄筋コンクリートの建物が津波で倒壊する事例は世界的にも珍しいとされている。
以 上
1.大会概要について
・大会名称:デクセリアルズ杯 第22回宮城県チャンピオンズカップU-12大会
・開催日 :2024年11月30日(土)~12月1日(日)
・会場 :女川町総合運動公園 第1・2多目的グラウンド
・参加チーム:男子 県内10ブロックの選抜10チーム
女子 地区単位 9チーム
2.大会のようす
参加者の集合写真 試合時の写真
3.デクセリアルズ株式会社 多賀事業所について
多賀城事業所では反射防止フィルム モスアイタイプを製造しております。フィルム上にナノレベルの微細なモスアイ構造※を形成した反射防止フィルムであり、可視光線から近赤外線までの幅広い波長域において低反射・高透過を実現しています。主に車載向けディスプレイや車載向けヘッドアップディスプレイなどに使用されています。
※蛾の複眼の表面を模した構造。蛾の複眼の表面には、ナノレベルの微細な突起が一定間隔で多数並んでおり、その構造によって入ってきたわずかな光をほとんど反射することなく取り込むことができる。
多賀城事業所の外観 反射防止フィルムモスアイタイプ
<会社概要>
当社は、スマートフォンやノートパソコンをはじめとするエレクトロニクス機器、電装化が進む自動車に欠かせない電子部品、接合材料や光学材料など機能性材料の開発・製造・販売を手掛けています。また、さらなる成長と持続可能な社会の実現に貢献していくための起点として、「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。」を自社のパーパス(https://www.dexerials.jp/profile/vision.html)としてかかげています。
会社名:デクセリアルズ株式会社
本社:栃木県下野市下坪山1724
代表者:代表取締役社長 新家 由久
設立: 2012年6月20日
公式ウェブサイト:https://www.dexerials.jp/