SAS、ガートナー社のマジック・クアドラントで、マルチチャネル・キャンペーン管理におけるリーダーに選出

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、5月21日に発行された、米国調査会社、ガートナーの調査レポート「マルチチャネル・キャンペーン管理のマジック・クアドラント(Magic Quadrant for Multichannel Campaign Management)」(*)において、同分野のリーダーに位置付けられました。顧客の価値創出を支援するという企業哲学を貫くSASは、2013年の売上(30億2,000万米ドル)の25%を新製品および既存製品の研究開発に投資しています。2014年に機能強化と拡張を図った「SAS(R) Customer Intelligence」ソリューションもそのひとつであり、顧客のデジタル変革におけるニーズに対応します。SASのこうした市場ニーズに対する取組みがガートナーに認められ、マルチチャネル・キャンペーン管理に関する最新レポートにおいてリーダーに選出されました。SASが同分野のマジック・クアドラントでリーダーに選出されるのは今回で8年連続になります。

ガートナーは、リーダー企業について「単純なキャンペーンでも高度なキャンペーンでも、さらにはデジタル・マーケティングとの統合においても、一貫してキャンペーン全体を管理して優れた成果を挙げている」と特徴付けています。加えて、リーダー企業は「市場で高い知名度があるとともに深く市場に浸透しており、かつ力強いモメンタム(勢い)があり、さらにはキャンペーン管理ビジネスを成長させる戦略的なビジョンを有している」と説明しています。

SAS Customer Intelligence担当プリンシパル・プロダクト・マーケッターのジョナサン・モーラン(Jonathan Moran)は、「マルチチャネル・キャンペーン管理では引き続き、新しいソーシャル・チャネルやデジタル・チャネルに対応していかなければなりません。SASは、お客様がマーケティング・メッセージを受け取りそれに応えるためのさまざまな新しい手法をきちんと提供できるポジションにいると考えています。モバイル・アプリ、ビデオ、またはソーシャル共有サイトに関わらず、マーケティング・オファーを仕掛けたこうした新しいチャネルには、価値のある洞察を導くデータが含まれています。企業や組織はそれを分析して、マルチチャネル・マーケティング・プログラムの実施時期を決定できなければなりません」と述べています。

SASは2014年4月、データ、アナリティクス、およびデータ・ビジュアライゼーションを統合し、企業のデジタル化を支援するSAS Customer Intelligenceの最新版をリリースしました。最新版では、より多くのデータソースから今までにない速さでデジタルデータを収集します。ソーシャル、モバイル、電子商取引をはじめとしたすべてのデジタルデータへの迅速かつ容易なアクセスを可能にし、顧客との関係強化、およびデジタル化された業務における迅速な意思決定を実現します。SAS Customer Intelligenceは、SASのビジュアル・データ探索ソフトウェア「SAS(R) Visual Analytics」のレポーティング機能が含まれているため、マーケティング担当者は瞬時に解を導き出し、グラフィック表示による明確なレポート表示を実現します。

SAS Customer Intelligence最新版の主な拡張機能は以下のとおりです。
 マーケティング活動の視覚化の強化:直観的なアナリティクスおよび双方向のデータ・ビジュアライゼーション機能により、より多くのシナリオを考慮し、その結果、より最適な意思決定を下し、より付加価値の高い結果を得ることができます。結論を迅速に下すことが可能になるだけでなく、マーケティング部門内でのコラボレーションとマーケティングの投資対効果を明確に示すことにも貢献します。

 豊富な顧客データ:ユーザーは顧客のソーシャルIDを追加し顧客プロフィールを強化することができます。関連するAPIによりデータ抽出が可能となる一方で、マーケティング担当者は各種のデジタルデバイスとチャネルを介して顧客のマッチングや、顧客のログイン、電子メール、アカウント、およびその他の非構造化データをソーシャルIDにリンクさせることができます。

 データソースの拡張:支払の種類、発送費用、税金、出荷/請求先住所、顧客のコメントなど、より多くの電子商取引データの分析が可能です。

 履歴状況に応じたマルチチャネルのインタラクション:マーケティング担当者は、Webサイトやコールセンターなど他の双方向チャネルを通じて、キャンペーンや顧客とのコミュニケーションの履歴状況を確認し、個々の顧客に対して最適なオファーや情報を提供し、カスタマー・エクスペリエンスを飛躍的に向上させることができます。例えば顧客がサービスのアップグレードについてコンタクトしてきた際には、値下げの提案など、次につなげる最善のオファーを出すよう誘導したり、アナリティクスによって同じ顧客が次回にウェブサイトにアクセスした際、トップページにお礼メッセージを表示させたりするなどの最適なフォローアップを行うといった対応が可能です。

(*) Gartner Inc. Magic Quadrant for Multichannel Campaign Management. Adam Sarner, Jennifer Beck, Julie Hopkins. May 21, 2014.
ガートナーはガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジー・ユーザーに助言するものでもありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナーのリサーチ部門の見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、革新的なソリューションを通じて、70,000以上の顧客サイトに、パフォーマンスを向上し、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年5月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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