SAS、ビッグデータの仮想化とマスターデータ・マネージメントを強化したSAS(R) データ・マネージメント・ソフトウェア最新版を発表

~最新版「SAS(R) Master Data Management」と「SAS(R) Federation Server」が、データアクセス、セキュリティ、ビジネス価値創造までの時間短縮を改善~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、データ管理ソフトウェアの最新版「SAS(R) Master Data Management」(以下SAS MDM)と「SAS(R) Federation Server」を発表しました。データからより多くの洞察を導き出すには、増え続けるソースから日々流入するデータを整理・管理することが必要です。SASは、SAS Master Data ManagementとSAS Federation Serverにより、どのソースからのデータにも簡単にアクセスして管理し、使用できる環境を提供します。

最新版のSAS MDMは、クリーンで正確なデータを保証する組み込み型データ品質管理、ユーザビリティの向上によるビジネス・ユーザーのエンゲージメント強化、ビジネス部門とIT部門のコラボレーションを改善する広範囲のデータ・ガバナンスを実現します。また、MDMの段階的な導入が容易になるため、既存のソフトウェアを使用しつつソフトウェアの統合コストを削減して、ビジネス価値を創出することができます。

非急性期用の医療機器の製造・販売を手掛けるInvacare Corp.社は、グローバルなMDM対策をサポートするためにSASのソフトウェアを使用しています。Invacareでは、複数のERPシステムを使用して83万点を超える販売製品を管理していましたが、どの製品が世界のどの地域で販売されているのかの全体像を明確に把握できていませんでした。また、SAS MDMを活用する前は、同じ製品に関するデータが別のERPシステムに重複して存在し、しかも異なる用語を使ってデータが分類されていたため、多くの時間をかけて何度も分析を行うという混乱が生じていました。

InvacareのGlobal Business Information and Data Management担当ディレクターのGreg Rossiter氏は、「現在、25種類ものERPシステム内に存在する異種の製品データを、SAS MDMとSAS データ・マネージメント・ソリューションを使用して統合し、製品とサプライヤーに関するマスターデータのハブを構築しています。重複を排除したデータ分類が可能になり、かつ製品に関する膨大な量のデータを拡張できます」と述べています。

SAS MDMは、ユーザビリティが向上し、効率的なインストールと導入が可能なため、ビジネス価値創造までの時間を短縮します。主な新機能は次のとおりです。

・ データ・ガバナンス機能の強化。ワークフローに沿って改善するデータ・ガバナンス機能により、チームメンバーは共通のユーザー・インターフェースを使ってデータの課題を特定・解決できるため、生産性が向上し、データの品質ミスを低減できます。
・ MDMツールの活用によるユーザー・インターフェースのカスタマイズ機能により、意思決定の迅速化、コラボレーションの強化、ITアプリケーションの統合コストの削減を実現します。
・ マルチドメイン階層のサポート強化。ユーザビリティの改善により、事業体間の関連性をビジュアルに表示します。

時間と場所を問わずにデータアクセスが可能に
今四半期にリリース予定のSAS Federation Serverには、ビッグデータのビジュアライゼーション機能が含まれています。この機能により、データを物理的に移動することなく、Hadoop、SAP HANA、Oracle、DB2、その他のデータソースにアクセスして、データをビジュアルに表示できます。このDaaS(Data as a Service)アプローチは、セキュアな共有エンタープライズ・データへの簡単なアクセスと使用を可能にし、データの準備を迅速かつ簡単に行えます。さらに、SAS Federation Server内では、セキュリティ、データ・マスキング、データ・ガバナンスが強化され、機密性の高いデータに対するポリシー、アクセス、規制を最適化します。

SAS Federation Serverの詳細については、ホワイトペーパー『Enhancing SAS Master Data Management Deployments with SAS Federation Server.』 (英語版)( http://www.sas.com/apps/sim/redirect.jsp?detail=SIM121949_6809 )をご覧ください。

SASは、データ統合やデータ品質を含むデータ管理におけるリーディング・カンパニーです。SASは、単一のワークフロー環境内で、データアクセス、データ統合、データ・フェデレーション、データ品質、データ・ガバナンス、マスターデータ管理のすべての機能を実現します。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の70,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年4月2日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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