SAS、デジタル・マーケティングの課題解決に応える「SAS(R) Customer Intelligence」の最新版を発表

~より豊富な顧客データの収集と優れたデータ・ビジュアライゼーションにより、迅速な意思決定を実現~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、顧客分析/統合マーケティング・ソリューションである「SAS(R) Customer Intelligence (カスタマー・インテリジェンス)」の最新版を発表しました。最新版は、データ、アナリティクス、およびデータ・ビジュアライゼーションを統合し、企業のデジタル化を支援する高度な機能を提供するとともに、より多くのデータソースから今までにない速さでデジタルデータを収集します。ソーシャル、モバイル、電子商取引をはじめとした全てのデジタルデータへの迅速かつ容易なアクセスを可能にし、顧客との関係強化、およびデジタル化されたオペレーションにおける迅速な意思決定を実現します。SAS Customer Intelligenceは、SASのビジュアル・データ探索ソフトウェア「SAS(R) Visual Analytics」のレポーティング機能が含まれているため、マーケティング担当者は瞬時に解を導き出し、グラフィック表示による明確なレポート表示を実現します。

SASのCustomer Intelligence担当Global Directorであるウィルソン・ラジ(Wilson Raj)は、「多くの企業にとって、デジタル企業であることはモバイル・アプリケーションやソーシャル・チャネルのような、新たなデジタル・タッチポイントに確実につながることを意味します。しかし真のデジタル企業は、データ、アナリティクス、顧客エクスペリエンスおよびオペレーションを連携させ一元化することを追求しています。当社の最新のソリューションは、データをより迅速に分析し、顧客との関係強化ならびにマーケティング業務の迅速な意思決定を可能にします。そして強力なビジュアル・データ分析により、瞬時にカスタマイズされたレポートにアクセスし、顧客への理解を深めるだけでなく、全てのマーケティング活動のビジネス価値の効果を検証し、明確にすることができます」と述べています。

IDCのEnterprise Applications Research Managerであるミラ・ペリー(Mira Perry)氏は、「最新版のSAS Customer Intelligenceは、企業がより多くのデータソースから迅速にデータを収集し、より多くの戦略的意思決定を可能にします。マルチチャネルを介して顧客を理解することで、デジタルコンテンツの立案とターゲティングをより迅速かつ戦略的に実行できます。マーケティングの担当者は、ビジュアル・アナリティクス機能を活用し、キャンペーン中とキャンペーン後にデジタルコンテンツのターゲティングを容易に精緻化し、キャンペーン効果の分析を実施することが可能です。これらは今日のマーケティング部門が競争力を高める上で必要不可欠な能力です」と述べています。

SAS Customer Intelligence最新版の主な拡張機能は以下のとおりです。

 マーケティング活動の視覚化の強化:マーケティング担当者は、新たな「Reports Workspace」機能を使用してキャンペーン実績に関するレポートを作成、閲覧、整理することが可能です。直観的なアナリティクスおよび双方向のデータ・ビジュアライゼーション機能により、より多くのシナリオを考慮し、その結果、より最適な意思決定を下し、より付加価値の高い結果を得ることができます。結論を迅速に下すことが可能になるだけでなく、マーケティング部門内でのコラボレーションとマーケティングの投資対効果を明確に示すことにも貢献します。

 豊富な顧客データ:ユーザーは「SAS(R) Adaptive Customer Experience」 を利用することにより、顧客のソーシャルIDを追加し顧客プロフィールを強化することができます。関連するAPIによりデータ抽出が可能となる一方で、マーケティング担当者は各種のデジタルデバイスとチャネルを介して顧客のマッチングや、顧客のログイン、電子メール、アカウント、およびその他の非構造化データをソーシャルIDにリンクさせることができます。

 データソースの拡張:支払の種類、発送費用、税金、出荷/請求先住所、顧客のコメントなど、より多くの電子商取引データの分析が可能です。マーケティング担当者は、在庫切れメッセージ、入荷待ち、あるいは購入中止による発送費などの関連性を理解することで、顧客に対するサービスを改善することができます。

 履歴状況に応じたマルチチャネルのインタラクション:マーケティング担当者は、Webサイトやコールセンターなど他の双方向チャネルを通じて、キャンペーンや顧客とのコミュニケーションの履歴状況を確認し、個々の顧客に対して最適なオファーや情報を提供し、カスタマー・エクスペリエンスを飛躍的に向上させることができます。例えば顧客がサービスのアップグレードについてコンタクトしてきた際には、値下げの提案など、次につなげる最善のオファーを出すよう誘導したり、アナリティクスによって同じ顧客が次回にウェブサイトにアクセスした際、トップページにお礼メッセージを表示させるなどの最適なフォローアップを行うといった対応が可能です。

Chief Marketing Technologist Blogの著者兼編集者であるスコット・ブリンカー(Scott Brinker)氏は、「デジタルは今日我々のあらゆる行動と非常に密接に関わっており、デジタル・マーケティングを独立した分野として考えることは意味を成しません。データ、アナリティクス、アジャイル手法のオペレーションは、現代のマーケティング活動に組み込まれています。デジタル・マーケティングは、カスタマー・エクスペリエンスの提供と、顧客の声を伝えるパイプの役割を果たします」と述べています。

本発表は、SASソフトウェアとソリューションを活用する4,500社以上のビジネス・ユーザーとITユーザーの参加するSASユーザーの世界最大イベント、SAS Global Forum(3/23~26 於:ワシントンD.C.) にて行われました。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の70,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約250名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2014年3月24日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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