Omgo CTMコミュニティが2013 年の間に33%拡大 新たに430 社を超える証券会社や機関投資家がOmgeo のポストトレード・セントラル・マッチングコミュニティに加入

  • オムジオ株式会社

ポストトレード業務合理化のグローバル・スタンダードを提唱するオムジオは2013年中に新たに150 の証券会社と280の機関投資家が約定照合のセントラル・マッチングのための戦略的なプラットフォーム、Omgeo CTMを採用し、コミュニティが全世界で1,700社を越え、33%拡充したことを発表しました。

ポストトレード業務合理化のグローバル・スタンダードを提唱するオムジオ(以下Omgeo)は、2013年中に新たに150の証券会社と280の機関投資家が同社のOmgeo Central Trade Manager(以下、Omgeo CTM)を採用し、コミュニティが33%拡充したことを発表しました。Omgeo CTMは国内および海外の株式、債券、上場デリバティブ(先物およびオプション)、ならびにコントラクト・フォー・ディファレンス(差金決済)取引の約定照合のセントラル・マッチングのための戦略的なプラットフォームで、全世界で現在1,700を越える機関投資家や証券会社に利用されています。また同期間中に、Omgeo CTMを通じた株式・債券の取引量も82%増加しています。

オペレーショナル・リスクを最小限に抑え、ポストトレード・プロセスの効率を高めるためにポストトレードの自動化ソリューションを求める機関投資家や証券会社が世界中で増加するにつれ、Omgeo CTMコミュニティは拡大し続けています。2013年の間に、コミュニティが急速に拡大した背景としては、Omgeoが提供する各国取引の約定確認サービスが従来のOASYS GlobalSMからOmgeo CTMへと移行が完了したことも要因として挙げられます。500以上の証券会社が数年に渡り進めてきたOmgeo CTMへの移行が2013年6月に完了し、こうしたユーザーは最も合理化されたトレードプロセスとして広く採用されているセントラル・マッチングのベストプラクティスを活用して、大きな利益を得るようになっています。

国際的な機関投資会社であるT. Rowe Price Associatesのグローバルインベストメント業務担当ディレクター、ドミニク・ジャンセン(Dominic Janssens)氏は以下のように述べています。
「Omgeo CTMは当社のポストトレード業務においてリスクを低減し効率性を高めるために重要な役割を果たしています。業界では取引の約定照合プロセスにとってセントラル・マッチングが理想的な形だと考えられるようになっています」

Omgeoの親会社であるDTCC(米国証券振替機構)のチーフクライアント・オフィサー(CCO)、ティム・キーディ(Tim Keady)は次のようにコメントしています。
「Omgeoは、コミュニティの拡大によりOmgeo CTMのあらゆるユーザーのポストトレード業務のさらなる効率化をはかり、今後もコミュニティの拡大を最優先に取り組んでいきます。昨年は特に、さまざまな要因の中でも、上場デリバティブを含めたアセットクラスの取り扱い範囲の拡大と同時に、アジア太平洋地域およびラテンアメリカ全域での展開に重点的に取り組んだことが大きな拡大につながりました。現在、45を超えるお客様が当社のETD(上場デリバティブ、先物及び上場オプション)取引機能の導入を予定しています。トレーディングやポストトレード業務へのベストプラクティスの導入がかつてないほど求められている状況で、当局と業界が一体となって決済サイクルの短縮に取り組むなど、堅牢で自動化されたプロセスの採用に弾みがついています。こうした傾向は2014年も続くものと期待しています」

欧州では、欧州委員会が提案した2015年1月のからのT+2(取引日+2日)決済への移行期日に先駆けて、2014年10月6日からT+2を実施する市場が増加しています。そのため、市場関係者は、この期日までに約定照合を含めた取引ライフサイクルの決済照合までの手順が全て完了するように行動する必要があります。Omgeo CTMを導入した場合は、決済の効率化のためのカギとなる同日約定承認(SDA)の実現率が94%となり、それに対してOmgeo CTMを使わない場合の米国国内でのT+2承認率は、マッチングトレードではわずか36%、米国外の海外取引においても最高72%にとどまります。このことから、Omgeo CTMが取引ライフサイクルの効率化に欠かせない手段であることがわかります。

Omgeo CTMについて
Omgeo Central Trade Manager(Omgeo CTM)は国内および海外の株式、債券、上場デリバティブ(先物および上場オプション)、ならびにコントラクト・フォー・ディファレンス(差金決済)取引の約定照合のセントラル・マッチングのためのOmgeoの戦略的なプラットフォームです。

オムジオについて
オムジオは、高度な技術力とグローバルに網羅されたネットワークにより、機関投資家、証券会社、カストディアンバンク間のポストトレード(証券発注後)業務の効率化を実現しています。現在、オムジオは世界52カ国、6500社のお客様、および80社のパートナー企業によるネットワークを構築し、グローバル・スタンダードを確立しています。また、オムジオは様々な市場やアセットクラス、取引ライフサイクルについてのポストトレード業務も幅広くカバーしております。そして、これらの業務を自動化、合理化させることで、お客様の取引先リスクおよび信用リスクを低減し、証券取引後から決済までの業務のSTP化(効率化)に貢献しています。オムジオの強みは、世界的なコミュニティと、市場や規制環境の変化に対応しながら、お客様の投資戦略のもと明確なリターンを実現させるためのソリューションを適応させる能力にあります。オムジオは2001年に設立された、DTCC(米国保険振替機構)の完全子会社です。オムジオに関する詳細は、www.omgeo.com/japanをご覧下さい。

<お客様、ユーザー様お問い合わせ先>
オムジオ株式会社 久元
E-mail: satomi.hisamoto@omgeo.com

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この企業の情報

組織名
オムジオ株式会社
ホームページ
https://www.omgeo.com/japan/
代表者
マイケル ロス
上場
非上場
所在地
〒107-6119 東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル19階
連絡先
03-4589-3590

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