江戸川大学情報教育研究所が「第10回情報教育研究会」をオンラインで開催 -- データ活用やゲーミングについての講演・教材体験などを実施



江戸川大学(千葉県流山市)情報教育研究所が7月31日、「第10回情報教育研究会」をオンラインで開催した。今回は「問題解決力を育成する情報科の授業をどう実現するか」をテーマとして実施。高等学校の管理職・指導主事・教科「情報」担当の教員らに加え、教員を目指す大学生や大学院生等、全国各地から多数の参加があり、盛況のうちに終了した。




 情報教育研究会は、次世代を担う若者の情報活用能力・問題解決力の育成について、近隣の高等学校や中学校などで情報教育に携わる教員とともに考えることを目的として、毎年開催しているもの。今年度も一昨年・昨年と同様、オンラインでの実施となった。

 今回は「問題解決力を育成する情報科の授業をどう実現するか」をテーマに、今年度から始まった「情報I・II」でも必須となるデータ活用やゲーミングの可能性に焦点を当てて開催。第1部では東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の松田稔樹教授(江戸川大学情報教育研究所客員教授)と慶應義塾大学商学部の吉川肇子教授が講演を行った。
 第2部では、情報教育研究所のメンバーも編修・執筆に参加した『問題解決のためのデータサイエンス入門』(実教出版、2021年)のテキストをどのように授業実践で取り扱っていけばよいのか、編修・執筆者による研究発表とゲーミング教材体験を通じて議論を深めた。

 参加者からは「総合的な学習の時間での問題解決の手法をどのように扱えばよいのか参考になった」「ゲーム作りの取り組みを今後、自分の指導に取り入れることはできるか考えてみたい」「教育にゲーミングを取り入れる際の、効果面と注意すべき点がよく理解できた。授業実践に生かしていきたい」「データサイエンスの活用事例は、各教科の特性にあわせて明確な指導計画の必要性を認識でき教科間の横断的学習を図りたい」等のコメントが挙げられた。

<参考リンク>
■江戸川大学情報教育研究所
 https://www.edogawa-u.ac.jp/facility/info_research/

■情報教育研究会
 https://www.edogawa-u.ac.jp/event/highschool/jouhou.html

■メディアコミュニケーション学部 情報文化学科
 https://www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_informatics/

(関連記事)
・江戸川大学が「第9回情報教育研究会」をオンラインで開催 -- 新学習指導要領「情報 I・II」に向けた準備をテーマに多数の教員らが参加(2022.08.27)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-46524.html


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住所:千葉県流山市駒木474
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