企業のビッグデータ活用を「SAS(R) Data Management」によって簡略化

~ITの負担を軽減し、Hadoopとビッグデータへの投資を拡大~

企業や組織は、すべてのデータが生み出す価値を迅速に得るための努力を重ねています。しかしHadoopやその他のビッグデータ・テクノロジーへの投資拡大に伴い、データを統合し、フィルターを設定し、それをレポートやアナリティクスなどに応用するための時間とスキルが求められています。ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、データ品質とデータ統合のリーダーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、ビジネスユーザーが既存のITデータ管理業務に対応しながら、データを自らのニーズに合わせることのできる最新版「SAS(R) Data Management」を発表しました。

SAS Data Managementの新しいロールベースのインターフェイスと統合されたデータ管理は、データ資産管理へのIT部門の負担を大きく軽減します。これにより専門スタッフの作業時間を軽減し、空いた時間をより付加価値の高い業務に振り向けることが可能になります。また新しい「SAS(R) Federation Server」では、ユーザーはデータの移動や複製を行うことなく複数のソースからのデータを組み合わせて、さまざまなニーズに最適な情報の仮想ビューを即座に作成することができます。

SASの上級副社長兼CMO(最高マーケティング責任者)のジム・デイビス(Jim Davis)は、「ビジネスユーザーが自ら分析を行うことができれば、時間のかかる手作業をIT部門に要求することもなくなります。ビジネスユーザーはデータの価値を迅速に引き出して情報に基づく意思決定を行うことができ、またITスタッフはスキルが必要とされるプロジェクトに自らの時間を費やせるようになります」と述べています。

適切な情報を適切なタイミングで
ビジネスユーザーの業務効率は、必要な時に信頼できる情報にアクセスできることによってさらに高まります。SAS Data Managementの統合されたデータ自動修正、ワークフロー管理、監視、およびダッシュボード機能は、すべてひとつのロールベースのインターフェイスを通じて提供され、組織はいかなるユーザーやデータ関連の課題にも対応できるソフトウェアをカスタマイズすることが可能となります。

複数のデータソースが存在する場合の作業合理化
ビジネスユーザーは、複数の部署やデータソースからの情報を必要とするという難しい課題にさらされています。SAS Federation Serverでは、データの複製や移動を行うことなく信頼できる情報を迅速かつ容易に集め、レポートを作成し、回答を生成し、またデータをその場で操作することができます。これはIT部門と業務部門の両方のスタッフが使用し、複数のソースに存在するデータに容易にアクセスすることのできる、データ抽象化レイヤーを作成することによって実現しています。またこの仮想データレイヤーにより、従来のデータ管理に伴う複雑さも回避することができます。

たとえば最新の売上予測とマーケティング・キャンペーンからのデータを組み合わせて分かりやすいレポートを作成したいとします。この場合、IT部門は数日、数週間を掛けて複雑な統合手順を開発するのではなく、SAS Federation Serverの活用により、これら2種類のデータをひとつにまとめたビューを作成することが可能となります。また同時に、ビジネスに関連したデータラベルを使って最新のデータを常に表示させることができます。これら一連の操作は、データを複製する必要なく行うことができます。

Hadoopとの統合
SAS Data Managementはメタデータ管理、データ系列管理およびセキュリティなどの基本的な機能を提供することにより、MapReduce、Hive、PigなどをはじめとするHadoop環境に含まれる機能の有用性をさらに高めます。ユーザーは統合されたSAS Data Managementソリューションを通じ、コアデータの操作や探索処理をHadoopのレベルにまで押し下げることができます。これにはHadoopに特化したノウハウは必要なく、業務部門とIT部門のユーザーがすでに持っているSASのスキルがあれば実行することができます。

このためSASを使用する企業や組織は、Hadoopに精通するスタッフを要することなく強力なビッグデータ・テクノロジーの活用を通じてビジネス価値の創出が可能になります。SASとHadoopの詳細についてはhttp://www.sas.com/hadoop をご参照ください。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2013年10月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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