SAS(R)のビジュアル・データ探索ソフトウェア、大学での学生生活を向上させるためのエンロールメント・マネジメントを支援

~学生への就業機会の提供や、地域コミュニティへの情報開示などを目的に「SAS(R) Visual Analytics」が活用される~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、オーランドで開催されたThe Premier Business Leadership Seriesにおいて、教育機関での「SAS(R) Visual Analytics」の活用状況について、発表しました。

世界中の大学で、高度なデータ・ビジュアライゼーションを活用することによって、履修登録手続き、教育、研究活動、一般社会への情報開示などの質を高めています。大学は、SAS Visual Analyticsを活用した大容量データの分析と視覚化により、学生の履修状況や成績、教職員による業績、IT投資、博士課程プログラムなどのデータに関するより迅速で正確な情報を取得できます。また、授業では学生はSASを使って貴重なアナリティクスのスキルを身につけています。

テキサス大学のSystem Productivity Dashboardでは、大学の状況を市民に伝えるためにSAS Visual Analyticsが利用されています。この成果はThe Premier Business Leadership Seriesでのパネルディスカッションにて、テキサス大学戦略イニシアティブ担当副学長であるステファニー・ボンド・ヒューイー(Stephanie Bond Huie)氏により発表されました。

テキサス大学のシステムにおいてダッシュボードを担当したサンドラ・ウッドリー(Sandra Woodley)氏は、最近ルイジアナ大学のシステム担当プレジデントに就任し、9つのキャンパスと9万人の学生を持つ同大学に同様なダッシュボード導入を進めています。ウッドリー氏は学生、取得学位と希望するキャリア、および求人状況とのマッチングを行うため、このシステムをさらに拡大することを計画しています。

ウッドリー氏はアナリティクスを基盤とした官民の連携を推進することにより、学生と就職先の雇用主とのマッチングを学生生活の早い段階で行うことを目指しています。これにより、需要の大きい分野に才能のある人材をもっと多く送り出せるようになるとウッドリー氏は期待しています。

ウッドリー氏は、「アナリティクスにより経済競争力を向上させるための戦略に必要な情報が得ることができ、また同時に学生が持つ最高のポテンシャルを実際の職やインターンシップに結び付けられます。SAS Visual Analyticsにより、ルイジアナ大学がどのような成果を収めているか、また競争力をどのように高めることができるかを一般市民や州当局に示すことが可能になります」と述べています。

ニューメキシコ大学のInstitutional Analytics学部では、学生の成績を迅速に分析し、学生在籍率と卒業率を予想する目的にSAS Visual Analyticsを使用しています。同学部ではまた財務計画においてもSAS Visual Analyticsの活用を予定しています。これにより大学の事務局は学費に基づく収入状況を予測し、提供する講座内容と教員の配置が学費に及ぼす影響を分析することができるようになります。

また、フロリダ州の公立大学を管轄するFlorida Board of Governorsでは、透明性確保と卒業率改善への取り組みを支えるためSAS Visual Analyticsを採用しました。英国のバーミンガム市立大学では、研究活動とアナリティクスの修士課程にSAS Visual Analyticsを活用しています。

SAS Visual Analyticsはこのほかオーストラリアのニューサウスウェールズ大学、台湾の東呉大学、スイスのチューリッヒ応用科学大学、および英国のダービー大学、リージェンツ大学ロンドン、およびシェフィールド・ハラム大学でも使用されています。

SAS Visual Analyticsはあらゆるサイズのデータを迅速に分析することのできるインメモリ・ソリューションです。ユーザーは、パターンを突き止めさらなる分析の機会を特定するとともに、WebレポートやiPad(R)およびAndroidタブレットを通じ、得られた結果をビジュアルに表示できます。また、大量のデータを素早くメモリ上に読み込み、高度な処理により、サンプルの抽出ではなく、データ全体の検証が可能となります。数十億行ものデータの相関関係もわずか数分、数秒で実行し、得られた結果については、チャートやグラフ、アニメーションといった分かりやすい形で表示できます。これにより、視覚化しなければ把握が困難であったデータ内のパターンや傾向、関係性を、速やかに特定することが可能となります。

SASは教育分野において30年以上の実績があり、またそのソフトウェアは世界中の3,000を超える教育機関の教育、研究、および運営に使用されています。

今回の発表は、オーランドで開催中のThe Premier Business Leadership Seriesにおいて、官民から600名を超える参加者を集めて重要なビジネス課題に関するアイデアを共有する目的で行われました。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2013年10月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所