Lenovo、ウルトラブック新製品「Yoga 11S」の販売強化に「SAS(R) Visual Analytics」を採用

~データ・ビジュアライゼーションでマーケティングの効果と顧客の反応を予測、最適な販売促進策を実行~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、世界第2位のPCメーカーであるLenovoが、ウルトラブック新製品「IdeaPad Yoga 11S」の販売促進におけるマーケティング分析のため、SASのビジュアル・データ探索ソフトウェア「SAS(R) Visual Analytics」を採用したと発表しました。

Lenovoは6月初旬、従来型PCの枠組みを越えたコンバーチブルタイプのウルトラブック新製品「Yoga 11S」の提供を開始しました。発売当初から、すでに社内には過去のIdeaPad製品群に関する極めて大量のデータが存在しており、効果的なマーケティング・キャンペーンの計画立案のために、これらのデータの活用を模索していました。オンラインショップや小売店、Webサイトの訪問者など、さまざまなチャネルにおける顧客のトラフィックは増加の一途をたどっており、ペタバイト規模の情報が日々生成されています。そのためLenovoでは、増大する顧客基盤とビッグデータ資産から洞察を得るために、柔軟性に優れたアナリティクス機能とデータ・ビジュアライゼーション機能を必要としていました。

そこでLenovoは、使い勝手に優れたソフトウェアであると同時に、得られた結果を理解しやすい形で表現できる点を重視し、Yogaのマーケティングおよび販売促進での活用のためにSAS Visual Analyticsの採用を決定しました。

SAS Visual Analyticsは、主に以下の用途に活用されます。
・Yoga 11Sに対する顧客の好感度と関心度の予測
・販売促進におけるキードライバーの分析
・マルチチャネルの属性モデルを構築し、どのマーケティング・チャネルから販売機会につながったかを特定
・マーケティング・キャンペーンのROI(投資対効果)を明確化

Lenovoのセールス&マーケティング部門グローバルEコマース担当バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのAjit Sivadasan氏は、「この極めて競争の激しい市場の中で、Yoga 11Sが十分な競争力を持っていることは明白でしたが、さらにマーケティング・キャンペーンを通じて最高の形で成功を得たいと考えていました。そして、マーケティングのリソースを最大限に活用するには、どの分野に投資する必要があるのかを考える必要がありました。Lenovoでは、お客様との直接のやりとりやソーシャルメディア、さまざまなデバイスや分野をまたがったコミュニケーションから生成された、莫大かつ重要なデータを有していました。そして、こうしたデータをシームレスに取り扱える強力なツールを必要としていました。SAS Visual Analyticsは、まさにこのニーズを満たす製品であり、Lenovoの複雑かつ高度なマーケティング・エコシステムの中で、最適なマーケティング・プログラムをほぼリアルタイムに行うために欠かせない洞察を引き出すことができます」と述べています。

SAS(R) Visual Analyticsの特長
SAS Visual Analyticsは、小規模なデータからビッグデータまで、あらゆるサイズのデータを極めて短時間に分析できる、ビジネス・インテリジェンス(BI)に革新を起こすインメモリ・アナリティクス製品です。ユーザーは、データを視覚的に探索してパターンや関係性を突き止め、さらに詳しい分析を要する領域を特定し、PCやモバイルデバイスで結果をグラフィカルに表示、共有することができます。

SAS Visual Analyticsは、データを素早くメモリ上に読み込み、高速な処理によりデータ・ビジュアライゼーション(視覚化)を実行します。サンプリングを行わずにすべてのデータを検証して、数十億行ものデータであっても、わずか数分・数秒単位で分析計算を実行し、得られた結果をビジュアルに表示します。これにより、視覚化しなければ把握が困難であったデータ内のパターンや傾向、関係性を、速やかに特定することが可能となります。

世界各地で採用が拡大
SAS Visual Analyticsは、提供開始から1年余り経過した現在も、急速な成長を維持しています。2012年12月にはアナリティクス機能とグラフィック機能が強化され、さらに今年は、さらなる機能強化を施した第3弾バージョンの提供を予定しています。

SAS Visual Analyticsは、以下の企業・団体をはじめ200社以上で導入されています。オーストラリア健康福祉研究所、Cosmos Bank、Credit Reform、Euramax、Gitanjali Group、Hong Kong Efficiency Unit、Royal Brompton & Harefield NHS Foundation Trust、SM Marketing Convergence、U Mobile、テキサス州立大学、米国内国歳入庁、XL Group。

SASでは、SAS Visual Analyticsを実際に体験できるオンライン環境を整えています。詳細については、SAS Visual AnalyticsのWebサイト( http://www.sas.com/jp/go/va )をご参照ください。

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2013年6月4日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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