SAS、GARP調査:リスク管理者の81%が既にAIの価値を実感

調査対象の金融サービス企業の半数以上が、AIの実装または維持管理に必要なスキルの不足を懸念

人工知能(AI)は今、金融業界を含め、あらゆる業界を変革しつつあります。アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc. (以下 SAS) とGlobal Association of Risk Professionals (GARP) が実施した調査によると、リスク管理に携わる専門家の81%が既にAIテクノロジーのメリットを実感していることが判明しました。

回答者がそれらのメリットを享受している領域は、上位から順に「プロセスの更なる自動化」(52%)、「クレジット・スコアリング」(45%)、「データ準備」(43%) となっています。また、約3分の1の回答者はモデルの検証、キャリブレーションおよび選択に関してもメリットがあると報告しています。

GARPの共同会長であるマーク・カレイ(Mark Carey)氏は次のように述べています。
「現状AIが普及しているという事実はもはや疑いの余地がなく、その点はリスク管理に携わる専門家の場合も金融サービス提供企業の場合も変わりません。調査回答者の半数以上は、自社のAI活用の現状および計画についてそれなりに理解して説明している一方で、この調査では金融機関がまだAIの使い方を探っている段階であり、非常の多くの疑問が未解決であることを示唆しています。」

この最先端のテクノロジーを、まだ試したことのないリスクおよび金融サービスの専門家も、近い将来試行することを計画しています。今回の調査によると、いかなる形態のAIも利用したことのない回答者の84%は、次の3年間で機械学習と自然言語処理を活用することを計画しています。

さらに今後3年間で、ほぼすべての回答者は、AIが少なくともある程度の仕事を改善すると期待しています。回答者はAIに対して、「生産性の向上」(96%)、「データから洞察を得るまでの時間の短縮」(95%)、そして「より迅速でより良い意思決定のための、データの洞察が増加する」(95%) と予測しています。

AIの採用を阻む障壁
回答者は、AIは組織に組み込まれており、今後もその状態が続くと確信していますが、AI活用に対するスキルギャップにも言及しています。半数以上 (52%) の回答者が、少なくともある程度は、自社のAIの実装と維持に必要なスキルが不足している可能性を懸念しています。

また、回答者は、さらなるAIの活用に向け多くの課題を挙げています。回答者の大多数は、最大の障壁として「データの入手可能性と品質」(59%)、「主要なステークホルダーのAIに対する理解の欠如」(54%)、「モデルの説明性」(47%) を挙げています。

SASのシニア・バイス・プレジデント・リスク管理部門の責任者を務めているトロイ・ハイネス(Troy Haines)は、次のように述べています。
「金融サービス業界は、新たなAI主導のマーケットにおける競争に取り組んでいます。リスク管理者やデータ・サイエンティストを集結させ、AIで対処できる現実的な問題を調査することは、企業にとって重要なことです。すべての課題にAIソリューションが必要なわけではありませんが、リスク管理の専門家にとって、利用可能なテクノロジーに精通することは重要です。そうすることで、彼らは課題の解決に最適なオプションを選択できるようになります。」

この調査の完全版については、「銀行業務およびリスク管理における人工知能(AI)新時代のアナリティクスに後れをとらず、メリットを享受するために」をご参照ください。
https://www.sas.com/ja_jp/whitepapers/artificial-intelligence-banking-risk-management-110277.html

調査方法
2018年12月、SASとGARPは金融サービス業界の組織から募った2,000名以上を対象にして調査を実施しました。調査対象者の担当業務内容には、銀行、投資銀行/有価証券、資産運用管理が含まれ、特にリスク管理に関係した役割を担っている人々に絞り込みました。この調査における「AI」の定義には、機械学習、自然言語処理、コンピューター・ビジョン、フォーキャスティング、最適化が含まれます。

GARPについて
Global Association of Risk Professionalsは、リスク管理担当者や組織が、より的確な情報に基づくリスク判断を行えるように準備する取り組みに特化した、非営利の世界規模の会員組織です。GARPのコミュニティは、195ヶ国以上の銀行、投資管理会社、行政機関、学術機関、一般企業に所属する、150,000名以上のリスク管理実務担当者および調査研究担当者から構成されています。
https://www.garp.org/

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。
その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
堀田 徹哉
資本金
10,000 万円
上場
未上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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