TIBCO、メッセージングの新たな基準となる ビッグデータ、管理の負担、速度の障壁に対応する新製品2種類を発表

初のメッセージング・スイッチと単体アプライアンスの新製品
TIBCO Enterprise Message Service(TM) Appliance製品によりメッセージング技術をリード

2012年9月25日、ネバダ州ラスベガス・TUCON発 - TIBCO Software Inc.(NASDAQ:TIBX)は本日、「TUCON(R) 2012」にて、メッセージング技術の速度の限界とビッグデータの障壁に挑む2つの新製品、TIBCO FTL(R) Message SwitchとTIBCO Enterprise Message Service(TM) Applianceを発表しました。

TIBCO FTL(R) Message Switchは、圧倒的な速度を実現し、1980年代にウォール街のデジタル化を実現し、TIBCOがパイオニア企業となったハイパフォーマンス・データ配信分野の進化を継承するものとなっています。また、Enterprise Message Service(TM) Applianceの登場により、現在広く使用されているTIBCO Enterprise Message Service技術が単体アプライアンスで提供されます。これは、企業へ容易な導入を可能とし、管理とインフラストラクチャのコストが抑えられるとともに、より短期間での展開を可能とするものです。

業界初のメッセージング・スイッチ
市場データのフィード・ハンドラーからリスク分析エンジン、キャピタル・マーケット企業の発注システムまで、金融サービス・データの量、多様性、速度は、爆発的な高まりを見せています。レイテンシを抑えつつ、データ量の増加に対応可能なミッション・クリティカルなメッセージングを実現することが非常に重要になっています。

TIBCO FTL(R) Message Switchの発表により、TIBCOは、メッセージングとネットワーキングを連携させた、真の統合ソリューションを提供する業界初の企業となります。こうした統合により、大量の、そして多岐にわたるデータに対し、これまでにないアクセスが可能となり、新たなインテリジェンスと価値を創造できます。TIBCO FTL(R) Message Switchは、TIBCO最速のハイパフォーマンス・メッセージング製品であるTIBCO FTL(R)を拡張するものとして、ネットワーク・インフラストラクチャ内にアプリケーションを配置することを可能とし、次世代のハイパフォーマンス・アプリケーション向けに、より優れたパフォーマンスを実現します。

TIBCO Softwareのチーフ・エンジニアであるデニー・ペイジ(Denny Page)は、次のように述べています。「TIBCOは設立以来これまで、メッセージング技術を常にリードしており、今回の発表は、当社の技術的リードを再び広げるものとなります。TIBCOは、TIBCO FTL(R) Message Switchの提供開始により、真にネットワーキング・インフラストラクチャの一部となるメッセージングをお届けします。この革命的な製品は、Pluribus Networks社との協力により、金融サービス業界で求められる大容量・超高速の要件に対応するものです」

Pluribus Networks社のCEOであるロバート・ドロスト(Robert Drost)は、次のように述べています。「TIBCO FTL(R) Message Switchの提供開始により、スイッチ・インフラストラクチャ自体に主要アプリケーションを展開できることのメリットに加えて、より多くのアプリケーションが今後、TIBCO FTL(R)の提供する最高のパフォーマンスを活用できるようになります」

TIBCO FTL(R) Message Switchの主要機能は以下の通りです。
・顧客がスイッチ上にアプリケーションを直接展開することで、パフォーマンスとネットワークのレイテンシを向上
・48ポートの10ギガビット・イーサネットと4ポートの40ギガビット・イーサネット
・レイヤ2とレイヤ3のスイッチング機能をフルサポート
・完全冗長型のデータパスを実現する、組み込みネットワークの耐障害性
・ハイパフォーマンスのデータ配信を実現するTIBCO FTL(R)のネイティブ・サポート

TIBCO Enterprise Message Serviceの機能を単一の筐体で提供
TIBCO Enterprise Message Service Applianceは、業界をリードするTIBCOのメッセージングによってもたらされる全てのメリットをスタンドアロンアプライアンスとして提供します。これにより、大規模な実装とグローバルに分散したシステムの管理を簡素化し、管理コストとインフラストラクチャ・コストを低減します。また、顧客はTIBCO Enterprise Message Service Applianceによって、TIBCO Enterprise Message Serviceを使用して構築されたデータ配信レイヤによってもたらされた全てのメリットを継承しつつ、スループットを大幅に高め、レイテンシを低減し、現在の企業で求められる膨大な量のデータに関するリアルタイムなルーティング管理への対応を可能とします。

TIBCO SoftwareのCTOであるマット・クイン(Matt Quinn)は、次のように述べています。「TIBCO Enterprise Message Serviceはこれまで長らく、TIBCOが提供する企業向けメッセージ配信の基礎となってきました。純粋なJMSアプリケーション、TIBCO BusinessWorks(TM)、TIBCO ActiveMatrix(R)など、過去20年間に渡り、多くのお客様がTIBCOのメッセージング製品を自社の通信バックボーンとして利用されています。お客様は今後、高信頼性のメッセージ配信に要求される全てのコンポーネントが単体のアプライアンスとして提供されることで、メッセージ配信に関するアーキテクチャを以前よりはるかにシンプルなものとすることが可能です」

TIBCO Enterprise Message Service Applianceの構成は以下の通りです。
・全社的な配信を可能にする、包括的な単体のメッセージング・ソリューション
・イベント対応の高速実行を可能にする、耐障害性に優れた保証型メッセージング機能
・保証型メッセージ配信に対応した、高可用性での展開が可能。追加のサードパーティ・ソフトウェアやストレージ・エリア・ネットワークは不要
・クリティカル・アプリケーションの直接接続をサポートし、スループットの向上とレイテンシの低減を実現

提供時期
TIBCO FTL(R) Message SwitchとTIBCO Enterprise Message Service Applianceのプロトタイプは、TIBCOの年次ユーザ会議である「TUCON」(期間:9月24日~27日、於:ラスベガス、ARIA Resort and Casino)で、今週展示予定です。両製品とも、2012年11月末の一般発売を予定しています。

【TIBCOについて】
米ティブコソフトウェア(TIBCO Software Inc.、NASDAQ:TIBX)は、企業が社内またはクラウド・コンピューティング環境の一部として使用するインフラストラクチャ・ソフトウェアのプロバイダです。効率的なクレーム処理や取引処理、リアルタイムの顧客行動に迅速に対応するクロスセル、危機の未然回避など、TIBCOは企業各社が適切な情報を適切な時期に捉え、予測的に行動することによって競争上の優位に立つ(Two-second advantage(2秒の優位性))製品技術を提供しています。世界で4,000社以上のお客様が、リアルタイムな情報、決断、プロセス、アプリケーションの構築にTIBCOの製品を採用しています。

TIBCO、TIBCO Enterprise Message Service、TIBCO Enterprise Message Service Appliance、TIBCO FTL、TIBCO FTL Messaging Switch、TIBCO ActiveMatrix、TIBCO BusinessWorks、TUCON、およびTIBCO Softwareは、TIBCO Software Inc.の米国および、またはその他の国における商標または登録商標です。本文書に記載されたその他すべての製品名および企業名ならびに商標名は、それぞれ所有する各社に帰属するものであり、その会社を特定する目的でのみ使用されます。


上述の文書には、今後提供する予定がある新しい機能に関する記述が含まれます。こうした記述は、情報提供目的でのみ提供されるものであり、予告なく変更される場合があります。

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この企業の情報

組織名
日本ティブコソフトウェア株式会社
ホームページ
http://www.tibco.jp
代表者
尾台 正司
上場
非上場
所在地
〒163-1322 東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビル31F
連絡先
03-5324-8211

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