RADとチェック・ポイント、公益施設の運用ネットワークを包括的に保護する 共同セキュリティ・ソリューションを発表

  • チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

北米電力信頼度協議会の基準「NERC CIP」に対応する多層防御を実現

RADとCheck Point Software Technologies Ltd. (インターナショナル本社:イスラエル、会長兼CEO:ギル・シュエッド)は、運用技術(OT)ネットワークを包括的に保護するサイバー・セキュリティ・ソリューションの提供において提携すると発表しました。この共同ソリューションは、遠隔端末装置(RTU)およびSCADA機器に存在する脆弱性を排除して公益施設のOTネットワークを保護するとともに、ネットワーク制御を担うコントロール・プレーンやデータ・プレーンに対するサイバー攻撃を防御します。

RADのマーケティングおよびビジネス開発担当副社長のユリク・ブロイダ(Ulik Broida)は、「重要インフラを狙うセキュリティ脅威は、国家の安全保障を脅かす深刻な問題となっています。RADとチェック・ポイントの高度な専門知識を結集した共同ソリューションは、電力網を強固に保護する最高レベルのセキュリティを提供します」と述べています。

RAD Service Assured Networking(SAN)の一翼を担うこのソリューションは、チェック・ポイントの産業用制御システム(ICS)向けセキュリティ・ゲートウェイと、RADが提供するセキュア設計のネットワーク・プラットフォームとの統合によるもので、変電所の電子的セキュリティ境界(ESP)に対するすべての電子的アクセスを厳格に管理し、そのサイバー資産をネットワーク内外の攻撃から保護します。例えば、中間者攻撃やセッション・ハイジャック、送信元の偽装、分散サービス妨害(DDoS)攻撃など、幅広い攻撃への対応が可能です。この共同ソリューションはあらゆるネットワークに対応しており、RADのネットワーク・プラットフォームに基づくネットワークのほか、既存のネットワークにオーバーレイ・アドオンとして導入することもできます。

電力施設がこの共同ソリューションを導入すれば、暗号化、認証、侵入防御、異常検出、完全性の検証など多様な技術で構成される、多層防御型の包括的なセキュリティを実現できます。また、北米電力信頼度協議会(NERC)が重要インフラの保護基準として策定した「NERC CIP」の各要件にも対応できます。

チェック・ポイントのビジネス開発担当副社長であるアロン・カンター(Alon Kantor)は、「チェック・ポイントのICS/SCADA向けセキュリティ・ソリューションは、高度な脅威対策機能を備えるとともに、多様なプロトコルをサポートしており、発電設備や管制システム、水処理システム、工場環境などの重要資産をセキュリティ侵害から保護できるように設計されています。今回のチェック・ポイントとRADの提携により、さらに多くのお客様に当社の高度なセキュリティ技術をお届けすることが可能となります」と述べています。

RADについて
RADは、電力会社をはじめとするエネルギー産業の重要インフラ向けにセキュアな通信ソリューションを提供しているリーダー企業です。RADのService Assured Networkingソリューションは業界トップクラスの各種ツールを備えており、重要インフラ向けの通信機能やセキュリティ機能のほか、ネットワークやアプリケーションをパケット交換型にシームレスに移行するための機能を提供します。

RADが提供するサイバー・セキュリティ・ソリューションは、運用ネットワークのWAN、変電所の堅牢なLAN、オートメーション環境のバックホール、テレプロテクション、無線PTP/PTMP、ブロードバンド・モビリティなどの領域で豊富な運用実績を誇ります。

RAD製品の導入実績は、1981年の設立以降1,300万台を超えています。RADは、年商12億5,000万ドルを誇る通信ソリューション分野の世界的リーダー、RAD Groupの傘下企業です。

RADのWebサイト: http://www.rad.com/
Twitter: http://twitter.com/RADdatacomms
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■ チェック・ポイントについて   WE SECURE THE FUTURE.
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ( http://www.checkpoint.com/ )は、あらゆる規模の組織に対応する世界トップクラスのセキュリティ・リーディング・カンパニーです。業界随一の検出率を誇る先進のセキュリティ対策により、お客様のネットワークをマルウェアなどの多岐にわたるサイバー攻撃から保護します。大規模ネットワークからモバイル・デバイスまでを保護する包括的なセキュリティ・アーキテクチャに加え、直感的で使いやすい総合的なセキュリティ管理ソリューションを提供しています。 世界の10万以上の組織・企業がチェック・ポイントのセキュリティ製品を利用しています。

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は、1997年10月1日設立、東京都新宿区に拠点を置いています。

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《本件に関するお問い合わせ先》
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担当 マーケティング 石黒佐知子
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広報代行 株式会社プラップジャパン
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この企業の情報

組織名
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
ホームページ
https://integralads.com/
代表者
藤中 太郎
資本金
2,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19目黒駅前924
連絡先
03-4540-1539

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