シーメンスPLMソフトウェア、Solid Edge ST5をリリース、顧客ニーズに基づいた生産性向上を実現する1,300以上の機能強化

  • シーメンスインダストリーソフトウェア株式会社

~Solid Edgeの最新バージョンは、進化したシンクロナス・テクノロジーとコアとなる設計および製図機能で、ユーザーのより迅速な設計とより良いものづくりを支援~

~設計データへのアクセスの幅を広げるiPad用新アプリ「Solid Edge Mobile Viewer」も新たに発表~

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、ユーザーによるより良い製品のより迅速な開発を支援することを目的に、コアとなる設計機能をさらに進化させたSolid Edge(R) ST5をリリースすると発表しました。この最新バージョンでは、顧客ニーズに基づきさらなる生産性向上を実現する1,300以上の機能強化が行われています。

シーメンスPLMソフトウェアはまた、設計データへのアクセスの幅を広げてコラボレーションを強化するiPad(R)用の新しい3Dビューワ・モバイル・デバイス・アプリケーション(アプリ)であるSolid Edge Mobile Viewerの無償配布を発表しました。これらの発表は、シーメンスPLMソフトウェア主催のSolid Edge University 2012で行われました。

「Solid Edge ST5には、お客様のご要望に対する当社の真摯な対応の結果として、多くの新機能を取り入れています。お客様のニーズに直接対応すべく各機能を強化することが、真のビジネス価値を生むものと考えています。お客様は、業界を大きくリードし進化させてきたシンクロナス・テクノロジーのメリットを必ずや享受することができます」と、シーメンスPLMソフトウェアのSolid Edge製品開発担当ディレクターのDan Staplesは述べています。

より迅速に、より柔軟に使用できるシンクロナス・テクノロジー
Solid Edgeは、シーメンスPLMソフトウェアが誇るデジタル製品開発のための画期的なテクノロジー、すなわち、ノンヒストリでフィーチャーベースの設計テクノロジーであるシンクロナス・テクノロジーを引き続き搭載しています。シンクロナス・テクノロジーは、モデルをインポートして再利用することを可能にして設計の作成と編集を簡素化し、設計時間を大幅に短縮します。Solid Edge ST5では、シンクロナス・テクノロジーを使ってマルチボディ・モデリング、すなわち、ほぼすべてのCADシステムから部品やアセンブリをインポートしてモデリングできる機能のサポートがさらに強化されています。これによって、インポートしたジオメトリを設計要件に応じて部品をいくつも組み合わせることができます。

「Solid Edge ST5の特に新しいマルチボディ設計機能が印象的でした。この機能は、必要がなければ個々のパーツに気を取られることなく設計できる自由を与えてくれます。Solid Edge ST5を活用することにより、当社の設計スタッフの生産性が大幅に向上し、設計時間を劇的に短縮できるでしょう」と、大規模な掘削作業の設計を専門とするグローバルな大手EPCM企業のHatch社の機械エンジニアであるGrant Holohan氏は述べています。

図面作成の簡素化
多くの設計・製造会社では、図面が重要な提出物になっています。Solid Edgeは、製図の生産性向上にフォーカスを当て、現場でのミスの削減を支援してきました。Solid Edge ST5では、図面ビュー内のさまざまな位置でのアセンブリ表示、部品リストのさまざまなシートでの自動配置、あるいは寸法の位置整列の簡素化など、さまざまな機能強化が施されています。また、新しいマーキー機能は、電気配線ハーネスのネイルボードの作成、フラット・ビューやベンド・ビュー、コネクターの図面ビュー、コネクター・テーブル、コンダクター・テーブルの提供など、製造に必要なすべてのドキュメントの作成を可能にします。

定常伝熱解析機能の追加
熱負荷や応力を受ける熱システムや機械システムでは、エンジニアがシミュレーションしなければならない場合があります。また、問題発生時は、設計を迅速かつ簡単に変更し、設計品質を改善させる必要があります。Solid Edge ST5には定常状態熱解析機能が新たに搭載され、シンクロナス・テクノロジーと組み合わせて使用すると、さまざまな設計案を短時間で検証できるため、物理プロトタイプを作成してテストする必要性がなくなります。

iPad用Solid Edge Mobile Viewerアプリ
無償配布の新しいSolid Edge Mobile Viewアプリを使えば、Solid Edgeで作成された3D部品やアセンブリを企業内のユーザーがiPad上に表示させることができます。このアプリには、回転、パン、ズーム、部品の表示/非表示、画像の作成とEメール送信といった機能が含まれています。Solid Edge Mobile Viewアプリを使えば、設計部門やエンジニア部門以外のユーザーでも設計データを表示させることができるため、設計レビューや顧客へのプレゼンテーション、またはモデル全体の確認などを迅速かつ手軽に行えるようになります。

Solid Edge ST5は7月の出荷を予定しています。詳細については、
http://www.plm.automation.siemens.com/ja_jp/products/velocity/solidedge/st5/index.shtml?stc=wwiia400200
をご覧ください。


シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界71,000社のお客さまにサービスを提供し、700万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。Insighht XTおよびSolid Edgeは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

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この企業の情報

組織名
シーメンスインダストリーソフトウェア株式会社
ホームページ
http://www.siemens.com/plm
代表者
島田 太郎
上場
非上場
所在地
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-2-1小田急サザンタワー
連絡先
03-5354-6700

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