ポータルサイト大手のエキサイト OpenStackベースの次世代仮想化基盤構築で ソリッドファイアーのストレージ製品を採用

ディスクストレージと同様のコストのオールフラッシュストレージで20倍の性能を実現

オールフラッシュストレージのリーディング・カンパニーであるソリッドファイアージャパン株式会社(東京都港区、以下 ソリッドファイアー)は、ポータルサイト大手のエキサイト株式会社(東京都港区、以下 エキサイト)がOpenStackベースの次世代仮想化基盤にソリッドファイアーのストレージ製品を採用したことを発表しました。今後同社が提供する全サービスをソリッドファイアーのオールフラッシュスケールアウトストレージプラットフォーム環境で稼働させる計画で、徐々に移行する予定です。今回の導入はソリッドファイアーと販売代理店契約を結ぶ伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 (東京都千代田区、略称 CTC)を通して行われました。

エキサイトはポータルサイトをはじめとしてブログやスマートフォンアプリ、各種Webメディアなどさまざまなサービスを提供しています。多様なサービスを利用者がいつでも使えるようにするために、基盤システムには24時間365日止まることなく稼働できる安定性が求められます。そのため、現在運用している仮想化基盤と同等以上の安定性を実現できるOpenStackベースの次世代仮想化基盤の構築を推し進めるため、今回、ソリッドファイアー製品を導入することになりました。

今回構築するソリッドファイアーのストレージインフラストラクチャーを使用したOpenStackベースの基盤は、昨今の変化の速いビジネス環境に対応するため、各種サービスの開発からリリースまでのサイクルタイムの削減を可能にします。従来は開発者がサーバーを必要とした場合、インフラ部門に構築を依頼していました。OpenStackとソリッドファイアーのRESTベースのAPIを統合することで、開発者自身で簡単に構築できます。エキサイト インフラストラクチャー部の福田貴司氏は、「これまで開発に付帯して発生していた業務を省くことができるので、開発者は開発業務に注力することができます。一方、インフラ部門はシステムの安定性や効率化の実現により注力できます。それにより、ビジネスを加速させることが可能です」と述べています。

エキサイトがこのような環境構築においてソリッドファイアーを採用したポイントは、(1)拡張性、(2)高いコストパフォーマンス、(3)積極的なOpenStackへの取り組みです。エキサイトを取り巻くビジネス環境は変化が大きく、将来の予測が困難です。ビジネスの状況に合わせて柔軟に、かつ容易に拡張できるソリッドファイアー製品の導入は大きなメリットがあります。また、ソリッドファイアーのオールフラッシュストレージはディスク型ストレージと同等の費用で20倍の性能を提供します。これにより仮想化で発生するオーバーヘッドをディスク型に比べて小さく抑えることができます。OpenStackへの対応を積極的に進め、実績を積み重ねてきたソリッドファイアーは、OpenStackの取り組みが初めてとなるエキサイトにとって、頼もしいベンダーです。

ソリッドファイアーのアジア・パシフィック・ジャパン地域のマネージングディレクターのクリス・デー(Kris Day)は、「IT管理者が主なパフォーマンス基準としてファイナンシャルとビジネスバリューにプライオリティを置く場合、エキサイトのような日本における革新的な企業ではサーバールーム(データセンター)のクラウド環境への移行を促進するため、OpenStackとソリッドファイアーを選択しています。ソリッドファイアーは最も要求の高いOpenStack環境に構築できる唯一のブロックストレージであり、エキサイトのクラウドインフラストラクチャーにパフォーマンス保証と高可用性、そして卓越したスケールを提供することができます」と述べています。

ソリッドファイアーの日本国内での充実したサポートは、エキサイトの採用決定の主な要因になっています。CTCではマルチベンダー対応が可能で、各製品を自社で検証し、OpenStackベースのシステムとして提供、保守することができます。また、CTCとソリッドファイアージャパンのサポートに関して福田氏は、「積極的で、OpenStackにも精通しており、日本国内でサポートを受けられるので心強く思っています」と高く評価しています。

CTC クラウドソリューション企画部の上野浩稔氏は、「仮想化やOpenStackのようなオーケストレーションテクノロジーを使用し大規模なプライベートクラウドを構築するCTCの高度な専門性は、エキサイトのインフラストラクチャーへの高い要求に対して、ソリッドファイアー製品を実証された信頼あるストレージプラットフォームとして実装するために大きな役割を果たしています。CTCはエキサイトがソリッドファイアーのストレージシステムを拡大するにあたり、ビジネス上の要望への対応やお客様へより多くの価値を提供できるように、引き続き日本国内の技術や商流、オペレーションのサポートを行なっていきます」と述べています。

ソリッドファイアーは世界でも最も要求の高いデータセンターに活用されています。ソリッドファイアーのSFシリーズストレージプラットフォームは、実効容量が35TBからの提供で、全てのワークロードのパフォーマンスを保証しています。

<エキサイトについて>
エキサイトは、日本におけるインターネットの普及期にポータルサービスを提供する会社としてスタートし、ポータルサービスの原点である検索、メール、ブログ、天気予報、乗換案内、ニュースなど、ネットユーザーの「便利」を追求している老舗ポータルサイトです。様々なサービスの中でも、翻訳サービス「エキサイト翻訳」や婚活サイト「エキサイト恋愛結婚」、お料理サイト「Eレシピ」など多くのユーザーに支持される人気コンテンツを展開し、ビジネスユーズからエンタテインメントまで、総合的なインターネット情報サービス提供しています。

<伊藤忠テクノソリューションズ株式会社について>
伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)は、情報通信、金融、流通分野や、フロント系基幹システムの開発、オープン系システムの基盤構築、さらにデータセンター事業など特定の業種、業務に強みを持ち、ITライフサイクルを支えるユニークで総合力を兼ね備えたソリューションプロバイダです。クラウドやビッグデータ等、最新技術に精通したテクノロジー・リーディング・カンパニーとして、コンサルティングから設計、構築、運用・保守サポートに至るトータルサービスを提供します。

<ソリッドファイアーについて>
ソリッドファイアーは、次世代データセンター向けに構築されたオールフラッシュ型ストレージのマーケットリーダーです。サービス品質(QoS)コントロール機能を備えたソリッドファイアーのオールフラッシュアーキテクチャを導入することで、1つの共有基盤において数千のアプリケーションに対するストレージパフォーマンスが保証されます。この機能をインラインのデータ削減技術およびシステム全体の自動化機能と組み合わせることで、従来のディスクベースやベーシックなオールフラッシュ型のストレージシステムと比べて、資産コストと運用コストを大幅に削減することができます。
詳細は、http://www.solidfire.jp/ をご覧ください。

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この企業の情報

組織名
ソリッドファイアージャパン株式会社
ホームページ
http://www.solidfire.jp/
代表者
岡田 義一
上場
非上場
所在地
〒106-0047 東京都港区南麻布3-19-23 オーク南麻布ビルディング

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