女子聖学院中学校・高等学校が放課後の自立学習を支援する「JSGラーニングセンター」を開設

大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。

女子聖学院中学校・高等学校(東京都北区)では、生徒の自立学習を支援するため、9月に「JSGラーニングセンター」を開設した。これは今年創立110周年を迎えた取り組みの一環で、「家庭学習の学校内完結」と「自立学習習慣の確立」が目的。教室担当者とチューターが常駐しており質問のある生徒にいつでも対応できる環境を整えている。また、希望者には個別指導も行っている。


 元々、女子聖学院中学校・高等学校には自習室があったが、下校時刻が17:30であったため、部活動に励む生徒は利用ができなかった。さらに、ライフスタイルの変化により、近年は家庭学習の時間を取ることが難しくなっていることから、下校時刻を19:00に延長し、学校で家庭学習を行ってもらおうと「JSGラーニングセンター」を開設した。

 同センターは「質問コーナー・リフレッシュコーナー」「自習エリア」「受付・面談室・情報センター」「個別指導エリア」で構成され、教室担当者2人とチューター3人が常駐。質問のある生徒はチューターから指導を受け、「今日のつまずき」を解消することができる。「入室時には英単語テストが配布され、自習前にそれに取り組むようになっている。テストは生徒ごとにファイルに保管される。

 また、希望者には別料金で完全個室個別指導も用意している。基礎を学びたい、応用問題を学びたいなど、どのような学習をしたいか希望すると、教室担当者との相談でプログラムを組み、チューターによるマンツーマン指導を受けることができる。

 同センターの目的は「家庭学習の学校内完結」と「自立学習習慣の確立」だが、「分厚い中間層の学力養成」も狙いの一つ。理解が不十分な生徒への補習はこれまでも行ってきたが、一番多い中間層向けには十分ではなかった。ここ数年で中堅私立大の合格者が急増しているが、中間層の生徒が学習習慣を身につけることで、さらに上位大学の進学を目指す生徒が多くなるとみている。

 今年度の利用対象者は中学3年生と高校1年生全員と、高校2年生の希望者。今後は中学1、2年生も利用できるようにする。来年度は個人用閲覧席のある自習室も増設する予定になっている。

 下校時刻を19:00に延長したことから、安全面にも配慮。18:00、18:30、19:00と時間ごとにグループで下校させている。生徒が1人しかいない場合、人通りの多い場所まで教員が付き添う。下校時刻は、保護者の携帯電話に連絡する仕組みも整備している。

 また「自立学習習慣の確立」のために、全生徒に「JSGプランナー」という手帳も配布している。これは、自分で時間を管理する習慣を身につけることが目的のもの。中学では担任が学習時間をとれているかこの手帳を定期的に確認するほか、応援メッセージを書き込むこともある。

◆JSGラーニングセンター
【利用時間】
 平日15:30~19:00、土曜日13:00~17:30
【利用対象】
 中3~高2(中3と高1が全員利用できる。高2は希望者)
【その他】
 夕方以降に学習する生徒のために、女子栄養大学の協力のもと、おやつとしてスコーンを提供する。

▼本件に関する問い合わせ先
 女子聖学院中学校・高等学校 広報室
 〒114-8574 東京都北区中里3丁目12番2号
 TEL: 03-3917-5377

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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組織名
大学プレスセンター
ホームページ
http://www.u-presscenter.jp/
代表者
田所 浩志
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒102-0084 東京都千代田区二番町11-7住友不動産二番町ビル1階
連絡先
03-3515-3591

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