京都水族館、京都市動物園・京都府立植物園との第3回連携ワークショップを開催

『京都水族館』(京都市下京区、館長:下村 実)は、『京都市動物園』(京都市左京区、園長:高山 光史)と『京都府立植物園』(京都市左京区、園長:長澤 淳一)との3園館で2015年3月20日に締結した3園館包括交流連携協定に基づき、第3回連携ワークショップを開催しますのでお知らせします。
3つの施設は、共通コンセプトを「きょうと☆いのちかがやく博物館」と定め、2015年4月から2年間にわたり、それぞれの専門性を活かした展示協力やイベントの共同企画などを通じてその魅力アップを図るため、包括交流連携協定を締結しました。

2015年5月16日に京都府立植物園で行われた第1回連携ワークショップ『ゾウさん、オットセイさんのウンチでバナナを育てる』では、京都市動物園のゾウと京都水族館のオットセイのウンチから肥料ができることや植物に対する肥料の役割について学び、2015年7月25日に京都市動物園で行われた第2回連携ワークショップ『夏休みの宿題いきもの相談会』では、3園館が各分野の特性を活かしそれぞれの専門職員が一堂に集い、いきもの全般に関する質問や相談にお答えしました。
今回の第3回連携ワークショップ『生物多様性を学ぶ~「ヤリタナゴ」の再導入にむけて~』は、京都市動物園内の噴水池で2013年から実施している「生き物調査」により確認された淡水魚「ヤリタナゴ」を、まもなく新装する噴水池へ再び戻すプロジェクトです。この「ヤリタナゴ」は、京都水族館で人工繁殖による継代飼育に成功していることから、京都府立植物園と青少年科学センターとも連携し、噴水池への「ヤリタナゴ」の再導入を目指します。

二枚貝に卵を産む習性を持つ「ヤリタナゴ」のために京都市動物園の噴水池と同じ琵琶湖水系で二枚貝を採取し、動物園の噴水池に放流することで繁殖しやすい環境を整えます。また同時に生物保全や生物多様性を維持するための環境作りが必要であることをワークショップを通じて学びます。
3園館は今後も連携による循環モデルの実現および次世代に向けた京都の自然環境継承へ向けて相互連携し、飼育・育成される動植物の生態系保持と京都のさらなる地域活性化に貢献していきます。

■3園館包括交流連携協定 第3回連携ワークショップ
『生物多様性を学ぶ~「ヤリタナゴ」の再導入にむけて~』

1.実 施 日:2015年9月13日(日)
2.実施時間:9時~11時
3.実施会場:『京都市動物園』正面エントランス「レクチャールーム」
          (京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内)
          調査場所「琵琶湖疏水 白川」
4.対   象:小学5年生~高校生(先着15名)
5.申込方法:ア 応募方法 メール ikimonomanabi@city.kyoto.jp または ファックス 075-752-1974
         イ 必要事項 催し名、参加者の住所、氏名、性別、学年または年齢、電話番号
         ウ 募集期間 2015年8月27日(木)~9月5日(土)
6.料   金:無料(ただし高校生以上は別途『京都市動物園』への入園料大人600円が必要)

■取材に関するご注意
準備等の都合上、事前に下記お問い合わせ先までご一報ください。

京都市動物園・京都府立植物園・京都水族館 3園館包括交流連携協定 概要
共通コンセプト:「きょうと☆いのちかがやく博物館

(1)かけがえのない生態系に関する事業連携
それぞれの専門性や持ち前の技術を活かし、さらに交流・連携を通してかけがえのない生態系に関する事業や展
示を行っていきます。
・ゾウとオットセイの糞でできた堆肥でバナナを育成、再びゾウの食物とする循環モデルへの取組み
・植物園の高木に並んでキリン骨格標本を展示、キリンの高さを実感する取組み

(2)次世代への京都の自然環境の継承および体験・啓発
こどもたちを対象に、日々いきものと接している職員の指導のもと、自らの手を動かして京都の自然環境を感じ
取ることのできる事業を実施していきます。
・「自分でやる」「直に聞く」をテーマにした次世代向けワークショップの開催
・3園館合同「夏休みいきもの相談会」の開催 など

(3)幅広い情報発信と職員交流の推進
・3園館及び交通局が一体となった相互情報発信と職員の技術交流
・情報発信のための共同ホームページの立ち上げと運営
・職員間の技術交流を通したスキルアップと顧客満足度アップ
・情報発信ボードの地下鉄駅への設置
・3園館周遊チケットやスタンプラリーの検討

《施設概要》
施設名称 : 京都水族館

運営会社 : オリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:松本 哲男)

運営業務受託会社 : オリックス水族館株式会社(本社:東京都港区、社長:三坂 伸也)

場所 : 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)

営業時間 : 10:00~20:00
※ただし、GW、夏休み、年末年始は変更あり
※入場受け付けは閉館の1時間前まで
※チケットおよび年間パスポートの購入・手続きの受け付けは閉館の1時間前まで
※気象状況および貸切営業等により営業時間を変更する場合あり

休館日 : なし(年中無休)
※施設点検、気象状況などで臨時休業あり

料金 (消費税込み) :
【個人のお客さま】
●一般料金
2,050円(大人)、1,550円(大学・高校生)、1,000円(中・小学生)、600円(幼児※3歳以上)
※中学生、高校生、大学生の方は、チケット売り場で生徒手帳をご提示ください。
※障がい者手帳をご提示の方とご同伴者(1名様)は、入場料金が一般料金の半額(一円単位は四捨五入)になります。

●年間パスポート
4,100円(大人) 、3,100円(大学・高校生)、2,000円(中・小学生)、1,200円(幼児※3歳以上)
※中学生、高校生、大学生の方は、チケット売り場で生徒手帳をご提示ください。
※障がい者手帳をご提示の方は、年会費が半額となります。

【団体のお客さま】
●一般団体(20名様以上)
1,850円(大人)、1,400円(大学・高校生)、900円(中・小学生)、540円(幼児※3歳以上)
※事前のご予約なく団体でご来館いただいた場合、一般の列にお並びいただくことや、混雑状況によりご入場をお断りする場合があります。

●学校団体 ※引率の教員の方は無料(一部上限あり)
1,200円(保護者・高校生以上)、720円(中学生)、500円(小学生)、360円(園児※0歳から有料)
※学校の行事としてのご入場に際して適用をいたします。

アクセス :
<徒歩の方>
・「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分
・JR山陰本線「丹波口」駅より南へ徒歩約15分
<バスをご利用の方>
・「京都」駅より、京都市バスで約8分「七条大宮・京都水族館前」停下車、京阪京都交通で約5分「七条大宮・京都水族館前」停下車、または西日本JRバスで約5分「七条大宮・京都水族館前」停下車
 土日祝は京都市バス「水族館シャトル」「水族館・東山ライン」「東寺・水族館・西本願寺EXPRESS」「岡崎・東山・梅小路Express」が運行(乗車時間約5分)
・阪急「大宮」駅より、京都市バスで約8分「七条大宮・京都水族館前」停下車
・阪急「桂」駅より、京阪京都交通で約16分「七条大宮・京都水族館前」停下車
・京阪「七条」駅より、京都市バスで約14分「七条大宮・京都水族館前」停下車
 土日祝は京都市バス「水族館・東山ライン」が運行(乗車時間約9分)
・地下鉄・JR「二条」駅より、京都市バスで約13分「七条大宮・京都水族館前」停下車

館内構成 : 京の川ゾーン、かいじゅうゾーン、ペンギンゾーン、大水槽、海洋ゾーン、交流プラザ、イルカスタジアム、山紫水明ゾーン、京の里山ゾーン

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<取材に関するお問い合わせ先>
京都市動物園 生き物学び研究センター
TEL:075-771-0210

<京都水族館に関するお問い合わせ先>
京都水族館 広報室 山本・蔵敷・小山
TEL:075-354-3116 FAX:075-354-3152 MAIL:press-kyoto@orix-aqua.co.jp
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京都水族館はオリックスグループが運営する施設です。

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この企業の情報

組織名
オリックス株式会社
ホームページ
http://www.orix.co.jp/grp/
代表者
井上 亮
資本金
231,043,100 万円
上場
(旧)東証1部,海外市場
所在地
〒105-6135 東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル
連絡先
03-3435-3000

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