ブルーコート、Perspecsys社の買収を発表  パブリッククラウドアプリケーションを効果的に プライベートクラウドアプリケーションへ変換

急成長しているクラウドセキュリティ市場向けのポートフォリオをさらに拡張し、
グローバル企業におけるデータコンプライアンス要件やデータ主権に対する
国・地域ごとの規制への対応をサポート

エンタープライズセキュリティのマーケットリーダーである米ブルーコートシステムズ(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、以下ブルーコート)は、エンタープライズクラウドデータ保護ソリューションのリーディングベンダーの1社であるPerspecsys社を買収したことを発表しました。この買収により、ブルーコートはクラウドセキュリティ製品群を大幅に拡張し、業界で最も堅牢なハイブリッドクラウドのポートフォリオを強化します。この製品群の拡張により、ブルーコートは、クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)分野でのリーダーとしての位置付けを確固たるものとし、クラウドアプリケーションのデータ保護の新水準を確立します。
ブルーコートの社長兼COO(最高執行責任者)、マイク・フェイ(Mike Fey)は次のように述べています。
「SaaS(サービスとしてのソフトウェア)におけるセキュリティ確保の手段として、CASBは中心的な役割を担うようになってきました。業界アナリストによると、この分野は今後5年間で飛躍的に成長することが見込まれています。SaaSの導入が引き続き右肩上がりで推移している中、CASBテクノロジーはエンタープライズデータとクラウドセキュリティにとって欠かせないコンポーネントになるでしょう。」
今回の買収によって、ブルーコートは市場をリードするセキュア Web ゲートウェイ製品群に、業界で最も幅広い範囲を網羅したCASB機能を提供できるようになります。ブルーコートとPerspecsys 社の統合により、ユーザー主導でクラウドアプリケーションを利用する時代のデータ保護を目的とした、業界をリードするソリューションを提供することが可能となり、企業が承認したクラウドアプリケーションとサービスのセキュリティが飛躍的に強化されます。

クラウドアプリケーションへの依存度が高まるのに伴い、企業はデータのプライバシーやコンプライアンス、セキュリティのさまざまな課題への対処を迫られるようになっています。このような課題には、個人識別情報(PII)や支払情報(PCI)、医療情報(HIPAA)に関するコンプライアンス要件、また厳格なデータガバナンス(統制)、グローバル企業における地域在留規則、また最も顕著な例としては、全世界で止まることのないデータ漏えいの事案などがあります。多くの企業・組織にとって、これらの課題はクラウドアプリケーションの導入に二の足を踏む要因になっています。

Perspecsys社のクラウドデータ保護プラットフォームは、企業のクラウドベースアプリケーションへの移行に伴うデータコンプライアンス、プライバシー、セキュリティなどの主なビジネスリスクを解消します。同社が特許を有するクラウドデータのトークン化および暗号化の機能によって、導入企業はデータがどこにあるのか、またクラウド環境で動的に利用中なのか静的に格納されているのかに関係なく、常にエンタープライズデータを完全に自社のコントロール下に置くことが可能になります。Perspecsys社のソリューションは、機密性を要するデータをSalesforceやServiceNow、Oracleなどのクラウドアプリケーション上に格納した場合に伴うリスクを排除し、パブリッククラウドをプライベートクラウドに変換します。

ブルーコートのCEO(最高経営責任者)、グレッグ・クラーク(Greg Clark)は次のように述べています。「クラウドアプリケーションの利用が爆発的に普及している現在、データをしっかりと管理下に置く上で、企業はプロキシこそCASB機能を実装する論理的な場所であると考えており、豊富な実績と経験、Webアプリケーションに対する深い理解を兼ね備えている当社は、このようなニーズを満たす完璧なソリューションを提供すると評価していただいています。当社のお客様は半分以上が海外に拠点を置いており、またクラウドでのデータ保護に対するビジョンをさらに広げていこうとしている現在、当社はグローバル企業や厳格なコンプライアンスとデータ主権が求められる国・地域で事業を展開している企業に固有のニーズを満たすことに重点を置いています。Perspecsys社は、実社会でグローバル企業が活用できるクラウド上にデータの暗号化とトークン化を実現しました。そして、市場に大きな変化を起こし、当社に非常に大きな力をもたらしてくれます。端的に言えば、Perspecsys社のソリューションによって、企業におけるサイバー犯罪のリスクは大幅に減少します。トークン化や暗号化によって静的なデータを管理することは、企業の自社所有インフラストラクチャとクラウドアプリケーションの両方をサイバー犯罪から守る上で不可欠な能力として、急速に広がってきています。」

Perspecsys社のCEO(最高経営責任者)、デイヴィッド・キャネロス(David Canellos)氏は次のように述べています。「ブルーコート社と1つになり、力を合わせていけることを嬉しく思います。世界最大のコンテンツセキュリティベンダーであると共にCASBにおけるリーダーでもあるブルーコート社がこれらのセキュリティサービスを提供することは、至極論理的なことです。企業はこのレベルのソリューションをブルーコート社に求めており、当社のクラウドデータ保護プラットフォームは、ブルーコート社の広く認められているクラウドおよびプロキシテクノロジーを自然に補足し支える役割を果たします。」

Perspecsys社について
Perspecsys社は、クラウドベースアプリケーションを利用している企業のデータコンプライアンス、プライバシー、セキュリティに対する主な課題を解消するクラウドデータ保護プラットフォームを提供しています。同社のソリューションによって、企業は常にクラウドデータを完全にコントロールし、エンタープライズ環境におけるクラウドの利用状況に影響を与えるデータコンプライアンスとセキュリティの大きな課題を簡単に解消することが可能になります。機密性を要するデータのクラウド展開に伴うセキュリティの問題や運用面のリスクをなくす同社のソリューションによって、「パブリック」クラウドが「プライベート」クラウドに変わります。ブルーコートによる買収まで、同社は株式非公開企業としてIntel Capital社、Paladin Capital 社、Ascent Venture Partners社の資金提供を受けていました。

ブルーコートシステムズについて
ブルーコートは、セキュリティを確保することにより、あらゆるアプリケーションや、サービス、デバイスを安全に活用して、生産性を向上することを可能にし、お客様の創造性、コミュニケーション、コラボレーション、イノベーション、実行力、競争力を強化して、ビジネスを活性化するためのソリューションを提供します。
詳細は http://www.bluecoat.co.jp をご覧ください。

本リリースは、米国Blue Coat Systems, Inc.が米国時間2015年7月30日に配信したリリースの抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。米国で発表されたリリース(英文)につきましては、該当のプレスリース【 https://www.bluecoat.com/company/press-releases/blue-coat-acquires-perspecsys-effectively-make-public-cloud-applications 】をご参照ください。

Blue CoatおよびBlue Coatロゴ、およびブルーコート製品に関連する名称とマークは、Blue Coat Systems Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。その他の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問合わせ先
ブルーコートシステムズ合同会社
広報代理 株式会社旭エージェンシー 担当:笠羽・高木

TEL:03-5574-7890 FAX:03-5574-7887
E-mail:bluecoat@asahi-ag.co.jp

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この企業の情報

組織名
ブルーコートシステムズ合同会社
ホームページ
www.bluecoat.co.jp
代表者
波立 行智
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2汐留住友ビル16階
連絡先
03-6251-9111

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