弘前大学(青森県弘前市)において10月19日、弘前大学校愛会主催の「弘前大学ホームカミングデイ in 総合文化祭」が開催された。当日は17名の卒業生が参加し、自身の活動についての発表や卒業生同士の交流などを実施。参加者からは「世代や学部が違う卒業生の方とお話ができてとても楽しかった」などの感想が寄せられた。
当日の会場として使われたのは、以前は合宿所だった建物を改修したオープンイノベーションプラザ(文京町キャンパス)で、雨天ながら17名の卒業生が来訪。高谷清孝同窓会長を来賓として迎え、大学からは福田眞作学長をはじめ、理事・学部長・研究科長が参加した。
福田学長による開会挨拶から始まり、続いて、藤波豊彦総務担当理事が大学の近況について報告。その後、2名の卒業生が発表を行った。
在学中にマッチング就活サイトを運営する会社を立ち上げた株式会社アンカリンク代表取締役の安部真之介さん(人文社会科学部卒業)からは、大学生活の大半がコロナ禍だった中で起業に至った経緯や起業してからの苦労話、今まさに努力していることなどが語られた。
これからの活躍が期待される若手起業家の安部さんに、参加者からは温かい拍手がおくられた。
弘前大学のイメージポスター「学ぶ街は、暮らす街でもある」のディレクションを担当したデザイン工房エスパス代表の木村正幸さん(教育学部卒業)からは、全国の他の大学にはない弘前大学ならではのイメージポスターにすることを目標に取り組んだこと、「自分の場所」として弘前の街を誇りに思っている学生たちの想いに強いインスピレーションを得てコンセプトが誕生したことが紹介された。
木村さんは「弘前という街が大学を作り、大学が弘前という街を作る、そんな関係がこれからも続いていってほしい」と締めくくり、母校への熱いエールを送った。
記念撮影の後の交流タイムでは、かつての合宿所での思い出や文化祭でのエピソードなど、さまざまな話題があがった。そして、若林孝一理事からの挨拶をもって、今回のホームカミングデイは閉会した。
なお、総合文化祭に合わせての開催だったことで、学生の運営する露店で使える買い物券を配布。イベント終了後には、露店での買い物や在学生との交流を楽しむ卒業生の姿が見られた。
参加者からは「世代や学部が違う卒業生の方とお話ができてとても楽しかった」「交流会の熱気がすごかった」「卒業生の発表でその活躍ぶりを知ることができてよかった」「毎年、文化祭には来ているけれど、またひとつ楽しみができた」などの感想が寄せられた。
●弘前大学校愛会
弘前大学と学生・卒業生とのネットワーク構築を目的として2024年4月に創設。メールマガジン・ホームページ等を活用した情報発信・情報収集、学生と卒業生の交流イベントの実施、学部同窓会への支援等を行っている。
https://hirosaki-u-kouaikai.alumnet.jp/
(参考:弘前大学公式サイト内)
・弘前大学ホームカミングデイin総合文化祭を開催しました
https://www.hirosaki-u.ac.jp/topics/98440/
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/