南伊豆町ジオツアー2014開催 ※2014年11月23日(日・祝)~(全5回)
- 南伊豆町観光協会
- 2014年11月20日
- 13:22
2015年世界ジオパーク認定に向けて 盛り上がる伊豆半島!
南伊豆町観光協会では、2014年11月23日(日・祝)より南伊豆町ジオツアー2014を開催します。ツアーは、南伊豆町内にある海底火山の跡や地層・断層、ダイナミックな地形など、大地が生んだ様々な資産(ジオサイト)を、町内のジオガイドの案内で巡ります。これまで何気なく眺めていた伊豆の海岸線や岩壁も、その成り立ちを知ることで、地球のスケールの大きさに圧倒されます。いま、2015年の世界ジオパークネットワーク加盟認定に向け、新たな観光スポットとして注目を集めている伊豆半島。中でも南伊豆町は、いち早く町内にビジターセンターを設けるなど、ジオ先進地として様々な取り組みを行っています。
◇南伊豆町ジオツアー2014 第2弾「石廊崎」
「海底火山」と「陸上火山」が折り重なりできた地層は、その成り立ちから雄大な時間軸の旅に誘います。石廊崎権現・石廊埼灯台など、伊豆最南端の岬を彩るダイナミックな景色をお楽しみください。
●開催日:2014年11月23日(日)
●コース:
9:00伊豆急下田駅―9:30道の駅下賀茂温泉湯の花(受付)―9:50中木(柱状節理)―10:30中木から石廊崎へ―11:00石廊崎遊覧船めぐり―11:45道の駅下賀茂温泉湯の花―12:15伊豆急下田駅
●定員:30名(最少催行人数10名)
●料金:お一人様\3,500-
●持ち物:
○歩きやすい靴と服装
○防寒対策(上着など)
○陽射し対策(帽子など)
○飲み水(500ml程度のペットボトル等)
○乗り物酔いをされる方は、酔い止め薬
●主催・申込先:南伊豆町観光協会 電話:0558-62-0141
◇南伊豆町ジオツアー2014今後の予定
●第3弾 奥石廊崎 ※2015年2月1日(日)
石仏や建築資材のために石を切り出していた石切場など、大地の恵みである岩石を生活に活かしてきた古の人々の営みを学びます!
●第4弾 弓ヶ浜・タライ岬 ※2015年2月23日(日)
白砂青松の弓ヶ浜から眺望抜群のタライ岬まで、海岸特有の植物観察や海岸地形の成り立ちを学びながらハイキング。地元食材のお弁当付き!
●第5弾 入間・千畳敷 ※2015年3月15日(日)
海底火山の溶岩や火山灰の洪積で出来た海底の地形が隆起し、波風で削られた特異な場所。当時の海底噴火活動の様子が生々しく残ります。
◇観光客に人気急上昇!「ジオソフト」
南伊豆町ジオパークビジターセンターでは、温泉から出来た塩をふりかけて食べる「ジオソフトクリーム」を販売中。町内の下賀茂温泉は塩分濃度が高く、温泉から精製された塩は、まさにジオの恵みです。あっさりしたソフトクリームの味が、塩をかけることで甘さが増し、不思議と濃厚な味わいに変わると、観光客にも大好評。意外な組み合わせに驚きながら、多くの方が繰り返し繰り返し、塩をかけながら食べている光景が見られます。南伊豆町は、伊豆半島でもいち早く2012年7月、町内にジオパークビジターセンターをオープンしました。場所は奥石廊崎の絶景&夕陽スポットとして知られる「あいあい岬」。館内ではジオガイドの資格を持ったスタッフが町内はじめ伊豆半島ジオサイトの紹介を行っています。
【伊豆半島ジオパークについて】
2012年9月「日本ジオパークネットワーク」への加盟が認定され、現在、県と伊豆半島の7市6町・団体等で構成する「伊豆半島ジオパーク推進協議会」が中心となり、2015年「世界ジオパークネットワーク」への加盟認定を目指して様々な活動に取り組んでいます。ジオパークとは「地球活動の遺産を主な見所とする自然の中の公園」と定義され、「大地(ジオ)が育んだ貴重な資産を多数備えた地域が、それらの保全と活用によって経済・文化活動を高め、結果として地域振興につなげていく仕組み」とされています。伊豆半島は、本州で唯一フィリピン海プレートに載った陸地で、南洋の火山島が本州に衝突して現在の形となったため、海底火山や溶岩流などの痕跡が各所に見られます。伊豆半島の美しい海岸線やダイナミックな地形、豊富な温泉や、湧水を活かした農業などは、すべてジオが生んだ恵みといっても過言ではありません。
- 本件に関するお問合わせ先
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南伊豆町観光協会
南伊豆町観光協会
415-0303:静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂157-1
TEL:0558-62-0141 FAX:0558-62-1319
E-mail:wbs92126@mail.wbs.ne.jp