~CSR8675(TM)へのアップグレードにより、OEM企業は製品を差異化し、エンドユーザーに高品質オーディオの提供へ~
CSR plc(ロンドン証券取引所:CSR、NASDAQ:CSRE)は本日、ハイエンド・ワイヤレス・オーディオ製品向けに開発された最新のオーディオ・フラッシュ・プラットフォーム、CSR8675(TM)を発表しました。高い評価を得て広く採用されたCSR8670(TM)の後継となるこの多機能プラットフォームは、処理性能をさらに向上させており、ハイエンド・スピーカー、サウンドバー、ステレオ・ヘッドセット、ゲーム用ヘッドフォン等の音響機器メーカーは、CSR8675を採用することで、さらに高品位なオーディオ出力とノイズ・キャンセリング機能を備えた製品をエンドユーザーに届けられるようになります。
CSR8675には、アップグレードしたデジタル信号プロセッサ(DSP)コアが搭載され、そのパフォーマンスは、前世代製品の80 MIPSに対し、最大120 MIPSと大幅に向上しています。これにより、高度なオーディオ処理アルゴリズムに対応できるようになり、極めて品位の高いオーディオ・パフォーマンスが実現可能になりました。高性能コアは、24ビット・デジタル・オーディオもサポートしており、CSR8675プラットフォーム上に構築される機器は、洗練されたエンドユーザーの間で需要が高まっているHDオーディオを提供できます。さらに、低レイテンシのaptX(R)をサポートしているので、エンドユーザーは、ビデオを観ながら同期されたワイヤレス・オーディオを楽しむこともできます。
CSRのビジネス・グループ担当シニアバイスプレジデントであるアンソニー・マレーは、次のように述べています。「最高品質の音響機器を購入するオーディオファンは、ワイヤレス接続による利便性を備えながら、同時にきわめて高音質である製品を待ち望んでいます。CSR8675の新次元の処理能力とプラットフォームを活用することで、きわだって差異化されたハイエンド製品を開発できるようになるとともに、エンドユーザーに、本当の意味で臨場感に溢れ音楽に浸りきることのできる環境を提供できるようになります」
CSR8675プラットフォームは、新しい環境雑音キャンセリング(ANC)機能をサポートしています。これは、現在多くの一般的なヘッドフォンやヘッドセットに利用されているスタンドアロンANC ICテクノロジーに代わるものです。CSR8675は、ANCを追加するために音響機器メーカーに生じる複雑さを解消するだけでなく、部品点数(eBoMコスト)の大幅な削減とソリューション・サイズ縮小によるメリットを提供します。
CSRのフラッシュ・プラットフォームは、Bluetooth v4.1をサポートすることでエンドユーザーの使いやすさを向上させると同時に、ベーシック・レートやEDRリンクに加えてBluetooth Smart接続にも対応した機器を開発できるよう開発者のイノベーションを支援します。
CSR8675の主な機能
• DSPのパフォーマンスを最大120 MIPSに向上
• 統合型高性能ステレオDACおよびADC
• 24 bitデジタル・オーディオのサポート
• 2 x I2Sインターフェイス
• 1 x SPDIFインターフェイス
• 2 x 追加GPIO(CSR8670に対して)
• Bluetooth v4.1サポート
• 16Mb内蔵eFlash、最大64Mb外部シリアル・フラッシュ
• 6 x 静電容量式タッチセンサー入力
• 最大6デジタル・マイク入力
• ANCフィードフォワード・アーキテクチャのサポート
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本プレスリリースは2014年11月14日(現地時間)に、英国、米国、中国および日本で同時に発表されたプレスリリースを翻訳したものです。 原文は
http://www.csr.com/news/pr/2014/csr8675 をご参照下さい
CSRは、お客様が世界中のエレクトロニクス市場で成功をおさめるための様々な課題を解決し、変革の核となる技術を提供するため、妥協のない技術革新を進めています(push every boundary(TM))。CSRの技術者たちが精力的に開発しているのは、ボイス&ミュージック、ドキュメント・イメージング、車載インフォテインメント、Bluetooth(R) Smart、屋内測位システムを中心とした高機能な半導体、ソフトウェア、サービスです。CSRは、世界各地の先進のお客様と連携し、お客様の優れた発想を、市場をリードする製品へと結実させるため、高機能かつ他製品との差別化を図ることのできるテクノロジー・プラットフォームを提供しています。詳細については、http://www.csr.com/japan/ をご覧ください。また、CSRの最新の情報は、テクニカル・ブログ、担当者ブログ、YouTube、Facebook、Twitterでも発信しています。CSRの無線オーディオ・コーデックであるaptX(R)の詳細については、http://www.aptx.com/ja をご覧ください。
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