公益財団法人 ソニー教育財団(会長 根本章二)は、2023 年度に「ソニー 幼児教育支援プログラム」の「保育実践論文」にご応募いただいた 121 園の 論文から、上位入選した園独自の保育実践を編纂し、事例集としてソニー教育財団ウェブサイトに公開しました。『科学する心を育てる 実践事例集 Vol.21』(PDF)はどなたでも無料で閲覧・ダウンロードでき、日々の保育の 参考や園内研修にご活用いただけます。
本事例集は、「ソニー幼児教育支援プログラム」を開始した 2002 年の翌年から毎年発刊し、今回で 21 冊目。今年度版は園での「科学する心」を育てるユニークな保育実践や工夫を凝らしたアイデアなどを、「各年齢における 育ちと学び」「園独自の視点」「探究の拡がり」の視点で章立てしています。 また、乳幼児期から育つ「科学する心」が、小学校での深い学びへとつながることをイメージしていただくため、学校対象「教育助成論文」入選校の事例も掲載しています。
ソニー教育財団では子どもの姿を中心とした「幼保小連携」について、園・学校の立場を超えて語り合う「つながるまなざし研究会」(
https://www.sony-ef.or.jp/manazashi.html)の開催を推進しており、本事例集が学校・園の互いの実践を理解するきっかけになることを願っています。
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『科学する心を育てる 実践事例集 Vol.21』
■ PDF版 カラー44ページ
■URL
https://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/pdf/vol021_all.pdf
※過去の事例集はこちらでご覧いただけます
https://www.sony-ef.or.jp/preschool/practice/
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ソニー教育財団は、未来を生きる子どもたちの好奇心や創造性、主体性の育みを「科学する心」とし、 その育みをテーマとした幼児教育・保育の論文事業を 20 年以上継続して実施しています。今後も優れた実践を、本事例集や入選園での発表会等を通じて広く公開し、保育の質の向上と、子どもたちの「科学する心」を育てる保育の魅力発信に努めてまいります。
◆「公益財団法人 ソニー教育財団」について◆
ソニー創業者 井深大は、次世代を担う子どもたちの科学教育の充実のため、1959 年に学校への「ソニー理科教 育振興資金」の助成活動を開始しました。その後、井深の関心は乳幼児期の教育と人の心を育てることの大切さへと拡がり、1969 年に「幼児開発協会」を設立しました。井深の志を受け継ぐこれらの事業を継続的に発展させるため「ソニー教育財団」となり、現在はおもに乳幼児期から高校生までの「科学する心を育てる」「科学が好きな子どもを育てる」ことを柱にした教育助成を行っています。