ジョンソンコントロールズ、住宅および小規模商業施設向けのHVAC事業を売却

商業ビル向けの総合ソリューション・プロバイダーへの事業転換を推進

人と地球に優しいスマートな建物を実現するビルソリューションプロバイダー、ジョンソンコントロールズインターナショナル(ニューヨーク証券取引所略号:JCI、以下:ジョンソンコントロールズ)は本日、住宅および小規模商業施設(R&LC)向けのHVAC事業をボッシュ・グループ(以下:ボッシュ)に全額現金取引で売却することで正式合意に達したことを発表しました。本取引には、北米ダクト事業と、ジョンソンコントロールズが60%、株式会社日立製作所の子会社である日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下:日立GLS) が40%を出資する住宅向けの合弁事業ジョンソンコントロールズ日立空調(以下:JCH)が含まれます。取引総額は81億米ドルと評価されており、うちジョンソンコントロールズの対価は約67億米ドルです。また本取引の一環として、日立GLSはJCHの清水事業所のダクトレスHVAC事業の一部を保有します。

本取引完了後、ジョンソンコントロールズのポートフォリオは、商業ビル向けに包括的なソリューションを提供するという当社の目標に則り、戦略的フォーカスを強化し、大幅に簡素化されます。ジョンソンコントロールズは、OpenBlueデジタルプラットフォームや、その他サービスやデジタル製品を通じ、商業ビルの運用効率を向上させ、コストを削減、顧客にユニークな価値を提供します。本取引は、当社が以前発表した非中核製品ラインの戦略的な見直しにおいて重要な部分を占めています。

ジョンソンコントロールズの会長兼最高経営責任者のジョージ・オリバーは「当社は重要な節目を迎えました。本取引は、変革を加速させ、よりシンプルで成長力の高い企業としてのジョンソンコントロールズの地位を強化するものです。ジョンソンコントロールズは、急拡大が続くデータセンター市場の需要や、その他主要なマクロ経済の追い風に乗り、すでにこれまで進めてきた変革の成果をあげており、お客様に優れた価値を提供しています。株主の皆様においても長期的な価値を提供すべく、さらなる成長段階に向け、優位性を確立していると確信しています」と述べています。

ジョンソンコントロールズのR&LC HVAC事業は、住宅および小規模商業施設向けに、ダクトおよびダクトレスHVAC機器と部品を世界中で設計・製造しています。2023年度のR&LC HVAC事業の連結売上高は約45億米ドルでした。同事業は取引完了後も、YorkおよびHITACHI、Coleman、Champion、Luxaire、Guardian、Evcon、TempMasterなどのブランドを引き続き提供します。

ロバート・ボッシュGmbHの取締役会副会長であるクリスティアン・フィッシャー氏は「ジョンソンコントロールズのR&LC 事業は、HVAC業界において長年の実績を有しています。新たに同僚となる人材とともに、この市場がもたらす大きなチャンスをつかみ、新規部門のさらなる成長につなげたいと考えています。買収する事業は非常に魅力的なセグメントで、ボッシュ・ホームコンフォート・グループを強化するだけでなく、ボッシュの中核事業の一部となります」と述べています。

以上本プレスリリースは、現地時間2024年7月23日にアイルランド、コーク市で発表されたプレスリリースの抄訳版です。GAAP会計基準非適用の財務情報や将来の見通しに関する記述に関するリスクについては英語版を参照ください。https://www.johnsoncontrols.com/media-center/news/press-releases/2024/07/23/johnson-controls-to-sell-residential-and-light-commercial-hvac-businesses

ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。約140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作るOpenBlueデジタルソリューションパッケージを生みました。全世界150ヵ国以上、10万人のエキスパートで構成されるグローバルチームが提供する、ビルテクノロジー製品、ソフトウェア、サービスソリューションのラインナップは世界でも類を見ない広範さで、いくつかのブランドは業界内でも高い名声を得ています。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/ もしくはX(旧Twitter)で@JCI_jpをフォローしてください。
本件に関するお問合わせ先
≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
広報室:村井、平野
TEL: 03-5738-6054 FAX: 03-5738-6508
E-MAIL: jp.pr@jci.com

ジョンソンコントロールズ 広報代理
MSL(MMS コミュニケーションズ株式会社)
花坂 / カードゥーシュ / 田中
johnsoncontrolsjapan_pr@mslgroup.com

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この企業の情報

組織名
ジョンソンコントロールズ株式会社
ホームページ
https://www.johnsoncontrols.com
代表者
吉田 浩
資本金
10,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-50-1
連絡先
03-5738-6054

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