市販の低たんぱくごはんを使えば、おかずがもっと広がる!
腎臓の機能が低下していくと、健康なときは何の問題もなく排泄されていたものが排泄されにくくなり、体全体に悪い影響を及ぼします。
たんぱく質もそのひとつ。食事で摂取したたんぱく質は、体内で代謝され、不要なものは老廃物となり血液中にたまります。
血液は腎臓でろ過され、老廃物は尿として排泄されます。たんぱく質を多く摂りすぎると、老廃物が多くなって、腎臓への負担が増えてしまいます。腎臓病患者さんは、腎機能を保つためにも、たんぱく質の摂取量を抑える必要があります。
とはいえ、普段の食事でたんぱく質を控えるのはなかなか難しいものです。
そこで、まず主食であるご飯を見直してみませんか?低たんぱくごはんが市販されているのをご存知でしょうか?
低たんぱくごはんは、普通のごはんと比べるとたんぱく質を減らしてあり、カリウムやリンも少なくなっています。主食のたんぱく質が少ないので、おかずで良質のたんぱく質をとることができます。
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低たんぱくごはんを利用した献立をご紹介!
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■[献立1]
カレーチャーハン、ミモザサラダ、フルーツヨーグルト
たんぱく質の含有量を通常の米の5分の1から35分の1まで減らした製品がありますが、ここで使用したのは、35分の1に減らしたもの。
その代わりに肉、卵、ヨーグルトなどの良質のタンパク質をたっぷりと加えています。
レシピはこちら
http://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/cooking/hint_idea_11.html
■[献立2]
親子丼、グリーンアスパラのおかかあえ、ところてん
低たんぱくごはんを美味しく食べる献立です。こちらも米以外でタンパク質がたくさん採れます!
レシピはこちら
http://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/cooking/hint_idea_14.html
<ご参考:低たんぱくごはんのお取り扱い>
● キッセイ薬品工業株式会社:お客様相談センター 0120-515-260
● テルモ株式会社:栄養商品について 0120-12-8195
● 株式会社ファンデリー(ミールタイム):0120-054-014
● 株式会社ヘルシーネットワーク:0120-918-950
腎臓病患者さんにとって、腎臓病の進行を遅らせ、体調を良好に保つために、食事のコントロールはとても大切です。
「腎臓病なんでもサイト」では毎日の食事作りのために、簡単で栄養バランスがとれるコツや、知っておくと便利な調理ポイントなどを、たくさんのメニューとともにご紹介しています。
「おいしく!楽しく!食事作りのヒント」
http://www.kidneydirections.ne.jp/kidney_info/cooking/hint_index.html
【本件に関するお問い合わせ先】
NPO法人 腎臓サポート協会
info@jin-support.org