エコラボの調査で清潔で安全な水へのアクセスに関する世界的な世代間格差が明らかに

※本資料は、エコラボ米国本社が2024年3月22日(現地時間)に発表した記事を翻訳したものです。英語原文と翻訳の内容・解釈が異なる場合には原文が優先します。


世界的なサステナビリティリーダーとして水に関するソリューションとサービスを提供するエコラボが、モーニングコンサルタント社と共同で実施したグローバル調査によるデータから、清潔で安全な水に対する関心の高さと緊急性は世代によって異なることが明らかになりました。

この調査は世界15カ国、25,000人を超える消費者を対象として行われ、水不足に対する懸念はすべての世代で高いものの、高年齢層は若年層よりも高い懸念を示していることがわかりました。この調査から得られた清潔で安全な水に対する消費者の態度に関する興味深い洞察は以下の通りです。
  • 消費者の4人に3人以上が懸念を持ち、世代が上がるにつれてその懸念は高まる
  • ベビーブーム世代(82%)は、ミレニアル世代(78%)やZ世代(74%)と比べ、水関連の問題に対する懸念を顕著に示している
  • X世代はミレニアル世代やZ世代と比べ、水関連の問題に対する懸念や緊急性、今すぐ行動する必要性において、ベビーブーム世代により近い意見を持っている傾向がある
  • Z世代の消費者は、現在の状況に懸念を抱く(41%)よりも、将来に目を向ける(56%)ことを重視する傾向がある
安全な水は、公害や気候変動といった他の重要な地球規模の問題と並んで、ほとんどの世代にとって最も重要な環境問題のひとつとなっています。

水の管理とソリューションにおけるグローバルリーダーであるエコラボは、より安全で豊かな未来を築く上で企業が果たす役割を認識しています。当社は、次世代のためにお客さまとより安全な水の未来を推進する取り組みを進めてきました。

エコラボの会長兼CEOのChristophe Beckは次のように述べています。「世界中の消費者が水危機に懸念を抱いており、企業が解決策の一端を担うことを望んでいることを私たちは知っています。幸いなことに、企業はスマートな水利用によって収益性を高め、サステナブルな成果を支援することができます。エコラボのお客さまに対するコミットメントは、単に変化をもたらすことにとどまりません。世界に正味でプラスのインパクトを与えながら、企業が業績を伸ばし、急成長できるよう支援することです。」

エコラボでは毎年3月22日の「世界水の日」に、水の役割を高め、変化と前進の一年に対する当社の貢献を称えています。

エコラボの水に関する1年間の主な取り組みは以下の通りです。
  • 2023年、エコラボの支援によってお客さまは2,200億ガロン以上の水を節約できました。これは、7億6,000万人以上の人々が必要とする飲料水に相当します。2030年までにエコラボはお客さまが年間3,000億ガロンの水(10億人が必要とする年間飲料水に相当)を節約できるよう支援することを目指しています。
  • エコラボでは引き続きエコラボ Water for Climateプログラムを拡大しています。このプログラムは、企業が気候変動と水に関する目標を達成しながら、持続可能な事業成長を促進できるよう支援することを目的としています。気候変動や水不足による深刻な影響に対応しなければならないという企業への圧力が高まる中、企業にとって極めて重要な事業です。
  • エコラボは、メキシコ・モンテレイと中国・南京の製造施設においてAlliance for Water Stewardship(AWS)認証を新たに取得しました。これにより、エコラボのAWS認定施設は全部で10カ所となります。これらの認証は、企業が水の使用とその影響を理解し、スマートな水管理戦略を実施するのに役立ちます。
  • エコラボは、Open Call to Accelerate Action on Water(水アクション加速に向けたビジネス・リーダーによる呼びかけ)に参加し、他の民間企業と共に30億人以上の人々を支える100カ所の流域でプラスの影響をもたらすよう努めています。これは、2020年に当社が共同で設立した Water Resilience Coalition(WRC)の取り組みの一環です。
  • エコラボは、主に中南米、アフリカ、アジア太平洋地域における世界的な水と衛生の問題の解決に取り組む資産運用会社WaterEquityの革新的なウォーター・アクセス・ファンドに投資しました。さらに Starbucks、Gap, Inc.、Reckitt、DuPontも出資し、U.S. DFC(米国国際開発金融公社)による追加支援も行われました。2023年9月にクローズした1億5,000万ドルのGlobal Access Fund IVは、500万人の人々に水、公衆衛生、衛生状態(WASH)を提供することを目指しています。
  • 干ばつに見舞われたコロラド川流域を支援する企業として、エコラボはCalifornia Water Resilience Initiative (CWRI)の立ち上げにおいて中心的な役割を果たしました。この取り組みは、公共部門の目標と連携しながらカリフォルニア州の水レジリエンスがある未来を実現するための協調的かつ集団的な行動を加速させる民間部門のイニシアチブです。
  • エコラボは世界の大手企業と共に、1977年以来の開催となった歴史的な国連水会議に参加し、民間部門におけるウォーター・スチュワードシップについて提言しました。
  • エコラボは、CDP Aリスト、ジャストキャピタル「米国で最も公正な企業」、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス、バロンズ「最も持続可能な企業)など、サステナビリティ、気候、ウォーター・リーダーシップに対する社会的評価を受けました。
  • エコラボは、希望するすべての企業に対し、スマート・ウォーター・ナビゲーターを引き続き無料で提供しています。企業はこれを利用して事業活動における水の価値を把握し、企業の水に関する目標達成に向けた対策を講じるために役立てることができます。
水の力によって変化を加速させることは、世界中の人々、地球、ビジネスの健全性を向上させるというエコラボのパーパス(存在意義)の中核をなすものです。当社は、スマートな水の利用に関する専門知識をお客さまと共有し、お客さまの事業活動における水の削減、再利用、リサイクルを支援します。また、エコラボのソリューションは、効率的な水の使用をサポートするだけでなく、エネルギーのより効率的な利用、廃棄物の削減、温室効果ガス排出量の削減を推進することで、よりサステナブルな未来へと前進します。

エコラボは、変化する状況の中で、お客さまと協力しながら、世界で最も複雑な問題の解決に取り組んでいます。取り組みの詳細は、https://www.ecolab.com/expertise-and-innovation/people-planet-business-health をご覧ください。

(本資料の英語原文:“Ecolab Watermark Study Reveals Global Generational Gap on Access to Clean and Safe Water” https://www.ecolab.com/news/2024/03/ecolab-watermark-study-reveals-global-generational-gap-on-access-to-clean-and-safe-water



エコラボについて
エコラボは、水、衛生、感染予防のソリューションとサービスを提供する世界的サステナビリティリーダーです。数百万に及ぶお客さまの信頼されるパートナーとして、人々と大切な資源を守ります。1世紀にわたるイノベーションを基盤に、年間150億ドルの売上高、48,000人以上の従業員を有し、世界170カ国で事業を展開しています。エコラボは、科学に基づく包括的ソリューション、データ活用によるインサイト、世界レベルのサービスの提供を通じて、食品安全の促進、清潔で安全な環境の維持、水・エネルギー使用の最適化を実現します。エコラボの革新的なソリューションは、食品、ヘルスケア、ライフサイエンス、ホスピタリティ、産業分野におけるお客さまのオペレーション効率とサステナビリティを改善します。詳しくは www.ecolab.com をご覧ください。

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この企業の情報

組織名
エコラボ合同会社
ホームページ
https://www.ecolab.com/
代表者
下元 紳志
資本金
28,450 万円
上場
非上場
所在地
〒104-6137 東京都中央区晴海1-8-11晴海トリトンスクエアY棟
連絡先
03-4236-6700

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