三菱HCキャピタル株式会社は2024年2月9日、2024年3月期 第3四半期決算を発表いたしました。
<ハイライト>
■純利益は前年同期比53億円減益の805億円。契約実行高、セグメント資産残高は増加。
- 上期において不動産セグメントの米国案件における損失や環境エネルギーセグメントにおける減損損失などを計上したものの、航空セグメントが着実に業績回復を続けるとともに、ロジスティクスセグメントも期初計画に比して好調に推移したことにより、前年同期比の減益額は上期に比して減少し、2024年3月期 第3四半期の純利益は前年同期比53億円減益の805億円。
- また、上期の傾向が継続し、航空や不動産、カスタマーソリューションセグメントにおける新規案件が増加したことにより、契約実行高は前年同期比2,505億円増加の2兆2,103億円、セグメント資産残高も前期末比6,574億円増加の10兆2,904億円。
■通期業績予想(純利益1,200億円)は変更なし。
- 2024年3月期 第3四半期の純利益における通期業績予想(純利益1,200億円)に対する進捗は67.2%。
- ただし、ロジスティクスセグメントが期初計画に比して好調であることに加え、航空セグメントの利益計上は下期偏重で、期初計画比でも上振れの着地を見込む。さらに、不動産や環境エネルギーセグメントにおいても大口のアセット売却益の計上を見込むことから、通期業績予想は変更なし。
■「ビジネスモデルの進化・積層化」に向けて、欧州の環境エネルギー事業会社への出資参画を決定。
- 欧州を中心に再生可能エネルギーおよび次世代エネルギー事業を展開するデンマークのEuropean Energy A/Sに対する出資(約1,100億円)を決定。同社株式の20%を取得し、持分法適用会社とする予定(詳細は「2024年3月期 第3四半期決算概要資料」P.21-22ご参照)。
- 中期経営計画(2025中計)における「ビジネスモデルの進化・積層化」に向けて、環境エネルギー事業が掲げる「再生可能エネルギー事業の開発機能強化」への取り組みを加速。
<ご参考資料>
2024年3月期 第3四半期決算短信
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2024020905.pdf
2024年3月期 第3四半期決算概要資料
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2024020906.pdf