アクサ生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:安渕 聖司)は、経営者200人と働く人15,000人を対象に、働き方とウェルビーイングに関する調査を実施し、集計した結果をまとめました。
【調査結果(抜粋)】
●働き方とウェルビーイングについての調査
- 働く上で重視していることは、「給与」、「休暇の取りやすさ」に次ぎ3分の1が「やりがい」を重視
- 働く人の半数以上が、仕事に対して「ストレス」を感じていると回答
- 中小企業は大企業に比べてメンタルヘルス対策の体制が整っていない
●中小企業の健康経営とウェルビーイングについての調査
- 「健康経営」を導入・実践する中小企業の従業員の約7割が仕事にやりがいを感じている
- 「健康経営」を導入・実践または認知している中小企業では、将来の夢や目標を持つ従業員が過半数を占める
- 従業員の約4割が、健康経営を導入・実践している企業に「魅力を感じている」と回答
日本では少子高齢化と生産年齢人口の減少が進み、企業は働き手の確保に迫られています。そのような経営環境におかれた企業においては、優秀な人材を確保するために、人的資本への投資の充実が急務となっています。その中でクローズアップされているのが、健康を経営的視点から捉え、戦略的に実践する「健康経営※」。日本の経済を支えている中小企業が健康経営の導入・実践に取り組み、従業員のやりがいや活力、ワーク・エンゲイジメントを高めて、組織の生産性を向上させることは、企業の持続可能な成長や発展にも繋がり、地域社会の活力を高めることにもつながります。
このような背景からアクサ生命は、2014年から健康経営の普及啓発活動に取り組み、健康経営を導入・実践する企業をサポートしています。健康経営優良法人認定制度の取得を目指す企業に対しては、独自のサポートプログラムを提供して、健康経営の成熟度を高める企業の取り組みをバックアップしています。2023年度、健康経営に取り組む企業約59,000社(2022年実績)をサポートしています。
今回の調査結果は、経営者200人 全国の働く人15,000人に聞いた「中小企業と健康経営の実態」として、健康経営アクサ式のサイトからご覧いただけます(
https://www.axa.co.jp/company/hpm/)。
※健康経営(R)は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
調査結果の詳細については、こちら(URL:
https://www2.axa.co.jp/info/news/2024/pdf/240131.pdf )をご参照ください。
日本では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少や新型コロナウイルス感染症の5類移行後から再開した経済活動により、企業にとっては生産性の向上が急務となっている一方で、人的資本に経営資源を投資すべしという機運の高まりに伴って、従業員が主体的に自分らしくワーク・エンゲイジメントを高めながら働き、ウェルビーイングや仕事に対するやりがいを実感できる職場環境づくりに対する社会的要請も高まっています。このような社会の要請に応えるために、今後企業には健康経営の導入・実践がますます求められるようになっています。
アクサ生命は、人的資本に投資を行う企業経営者の皆さまをサポートするアクサならではのプログラムを、全国で5,000人を超える健康経営アドバイザーを通じてご提供することによって、従業員の皆さまの身体的、精神的な健康に加え、人生の夢や目的、生きがい、つながりなどの「社会的な健康」を含めたウェルビーイングの向上を目指してまいります。今後も、アクサのパーパス「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」を体現すべく企業の福利向上と持続的な発展、成長活力ある地域社会の未来づくりに取り組んでまいります。
■『健康経営アクサ式』とは
働く人々の健康問題や担い手不足に対応することは、中小企業の事業継続性を高めるだけでなく、日本経済の持続的発展にも寄与するものです。しかし、この課題の解決は容易なことではなく、今日ではコロナ禍による社会全体の活力低下や従業員の孤立化という新たな社会的課題も生じています。このような重層化した課題への解決策として、アクサ生命は、「同じ会社に集う従業員と経営者が身体的、精神的(心)、社会的なアプローチから健康づくりに取り組み、活き活きと働くことができる職場環境をつくることによって、社会や企業を主体となってリードする担い手である人々のワーク・エンゲイジメントを高め、企業も永続的な成長に向かう」という信念のもと、健康管理や健康増進にとどまらない健康経営のあり方、『健康経営アクサ式』を提案しています。
アクサ生命について
アクサ生命はアクサのメンバーカンパニーとして1994年に設立されました。アクサが世界で培ってきた知識と経験を活かし、289万人のお客さまから526万件のご契約をお引き受けしています。1934年の日本団体生命創業以来築いてきた全国511の商工会議所、民間企業、官公庁とのパートナーシップを通じて、死亡保障や医療・がん保障、年金、資産形成などの幅広い商品、企業福利の増進やライフマネジメント(R)(人生を経営する)*に関するアドバイスをお届けしています。2022年度には、2,635億円の保険金や年金、給付金等をお支払いしています。
*ライフマネジメント(R)はアクサ生命保険株式会社の登録商標です。
アクサグループについて
アクサは世界51の国と地域で145,000人の従業員を擁し、9,300万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2022年の売上は1,023億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは73億ユーロ、2022年12月31日時点における運用資産総額は9,324億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*アクサグループの数値は2022年1月~12月の業績です。