【京都産業大学】文化学部シンポジウム『日本の食文化の現在と京都-「生活文化」としての食-』開催



2013年ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されてから10周年を迎え、世界的に注目が高まる日本食について文化的側面に理解を深めてもらうことを目的に、京都産業大学文化学部はこのたび、『日本の食文化の現在と京都-「生活文化」としての食-』をテーマに日本の食文化を考えるシンポジウムを開催した。




京都産業大学文化学部(共催:京都産業大学日本文化研究所)は、2013年ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されてから10周年を迎え、世界的に注目が高まる日本食について文化的側面に理解を深めてもらうことを目的に日本の食文化を考えるシンポジウムを開催した。
シンポジウムには、学生や一般市民ら約150人が参加。第1部では、文化庁文化財調査官(食文化担当)の大石 和男氏より「文化財としての食文化とは」をテーマに講演いただき、日本料理と京料理の成立における背景や、歴史などについて説明した。
第2部では、「食文化」、「日本料理」、「日本酒」をキーワードに、料理研究家の大原 千鶴氏や京料理人の田村 圭吾氏、株式会社増田徳兵衛商店 14代目である増田 徳兵衛氏、文化庁参事官(生活文化創造担当)付文化財調査官の吉野 亨氏、京都産業大学文化学部長の村上 忠喜教授らによるパネルディスカッションが行われ、「おばんざい」の文化や日本酒離れの問題など、日本の食文化の歴史や、将来につないでいくために行っている取り組みについて討論した。
本シンポジウムでコーディネーターを務めた京都産業大学文化学部の笹部 昌利准教授は、「日本の食文化についての問いは、わたしたちの日常生活に対する問いである。本シンポジウムでは、文化財として食文化を考える視点や、京都の日常食「おばんざい」に込められた思い、世界における京料理への理解と受容、伏見における酒造り、神社祭祀におけるお供えものなど、食材を守る知恵や行いなどを学び、わたしたちの生活文化のありようを捉えなおすことができた。食文化の最前線で活躍される方々との対話を本学における学びに生かしていきたい」と語った。


むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

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