AWS、大手バイオテック企業のAmgenと協力し、 先端医療を加速する生成系 AI ソリューションを開発

Amgenは、AWS のAIサービスを活用し、製造工程におけるスループットを向上し、
世界中の患者さんに迅速に医薬品を提供


※本プレスリリースは、現地時間 2023 年 11 月 29 日に米国で発表されたプレスリリース(https://press.aboutamazon.com/2023/11/aws-joins-forces-with-amgen-on-generative-ai-solutions-to-accelerate-advanced-therapies)の抄訳版です。

(ラスベガス — 2023 年 11 月 29 日)Amazon.com, Inc.(NASDAQ: AMZN)の関連会社である Amazon Web Services, Inc.(AWS)は、同社の年次イベントAWS re:Invent (https://reinvent.awsevents.com/)において、Amgen(アムジェン)が AWS との協力関係を拡大し、重篤な疾患に立ち向かう患者さん向けの医薬品の発見と開発、製造工程におけるスループットの向上に向けて、生成系AI ベースのソリューションを開発していることを発表しました。Amgenが来年、オハイオ州コロンバスに開設予定の最先端の医薬品アセンブリー・最終パッケージング施設においても、AWS の信頼性の高いグローバルインフラストラクチャと高度なクラウドサービスを活用してデジタルデータ・分析プラットフォームを強化し、同施設のオペレーション効率と持続可能性を高める計画です。

同社の新施設では、最新のデジタル・ロボット技術を採用します。例えば、AWS上にコネクテッドデジタルプラットフォームを構築し、機械学習モデルを構築、トレーニング、デプロイするためのフルマネージドサービスであるAmazon SageMakerを活用することで、製造工程におけるデータポイントを毎日収集・分析する予定です。包装ラインで AI、センサー、マシンビジョンシステムを利用することで、オペレーターの介入を減らし、人間工学に基づいた安全性をさらに向上させる計画です。また、稼働状況に関するリアルタイムのデータ収集とレポート機能を機械学習 モデルと統合することで、機器・設備故障を未然に予測して防止します。 この予知保全機能は、ネットワーク上にある同等の拠点と比較しても、機器・設備の故障に伴うダウンタイムを短縮し、製造能力をさらに高めることにつながる可能性があります。

Amgen シニアバイスプレジデント兼最高情報責任者 Mike Zahigian氏は、次のように述べています。「長年のAIにおける取組を基礎として、生成系 AI は臨床試験における計画、実行、記録作成を改善してくれています。臨床試験や規制当局への提出書類作成プロセスの最適化だけでなく、当社の科学者、研究者、エンジニア、その他の従業員にも生成系AIによる支援を提供できることを嬉しく思います。 私たちはAWS との過去 10 年間に及ぶ連携を通じて、データドリブンアプローチを強化してきましたが、AWSの機械学習・アナリティクス分野の専門家と密に連携することで、私たちは前進をさらに加速していきます」

両社は協力して生成系 AI と 機械学習 テクノロジーを活用して、臨床試験におけるイノベーションなど、創薬研究から臨床開発に及ぶソリューションの開発を進めています。また、API を介して複数の基盤モデルを利用できるAmazon Bedrock (https://aws.amazon.com/jp/bedrock/)や、基盤モデル、組み込みアルゴリズム、数回のクリックでデプロイ可能な事前構築済みの機械学習ソリューションを備える機械学習のハブである Amazon SageMaker JumpStart (https://aws.amazon.com/jp/sagemaker/jumpstart/)を使用して、社内業務やビジネス部門向けのソリューション構築を検討しています。

AWS テクノロジー担当バイスプレジデント マット・ウッド( Matt Wood )博士は次のように述べています。「ライフサイエンス業界のお客様は、イノベーションを加速し、医療の効率向上につながる生成系 AI の可能性に注目しています。 AWS の幅広いサービス・機能と 25 年にわたる機械学習における知見を、Amgenのライフサイエンス業界におけるリーダーシップと革新的な組織文化と融合することで、新しいアイデアや発見を、重篤な疾患に立ち向かう患者さん向けの治療薬につなげる取組を共に進めていけることを嬉しく思います」


アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は、2006 年に他社に先駆けてサービスを開始して以来、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWS は、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する 240 種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWS のサービスは、32 のリージョンにある 102 のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、カナダ、ドイツ、マレーシア、ニュージーランド、タイの 5 つのリージョンにおける 15 の AZ の開設計画を発表しています。AWS のサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWS の詳細については以下の URL をご参照ください。https://aws.amazon.com/

Amazon について
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom(http://amazon-press.jp)およびAbout Amazon(http://www.aboutamazon.jp)から。

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この企業の情報

組織名
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
ホームページ
https://aws.amazon.com/jp/
代表者
長崎 忠雄
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒141-0021 東京都品川区上大崎3-1-1目黒セントラルスクエア
連絡先
03-6332-6264

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