聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)はこのたび、「聖心サステナブルキャンパス・ネットワーク」を発足させた。これは、同大のさまざまな団体によるサステナビリティ(持続可能性)に関連した活動を共有・推進・発信するための、学生・教職員が一体となった取り組み。活動の第一弾として、11月18日には同大グローバル共生研究所招聘研究員・さかなクンの協力のもと、志願学生による清掃活動「レッツ・ギョー!プラギョミ漁 in聖心女子大学」を行った。今後、ネットワークに加盟する団体同士による情報共有を行い効果的な活動に繋げるほか、近隣地域や社会と連携した取り組みも推進していく。
<サステナブルキャンパス・ネットワークの発足>
聖心女子大学ではこれまでも、学生や教職員が、環境に配慮した持続可能なキャンパス作りを目指す取り組みや社会貢献活動などを数多く実施してきた。
2022年度「渋谷サステナブル・アワード」の優秀賞を受賞したことを契機として、このたび「聖心サステナブルキャンパス・ネットワーク」を発足。さまざまな学生団体や学内部署で行われてきた諸活動について、幅広いメンバー構成を通じて「つなぎ合う」「推進する」「発信する」ことを目指す。
今後は、ネットワークに加盟する団体同士で情報共有を行い、より効果的な活動に繋げるほか、渋谷区広尾という都心に緑豊かなキャンパスを構える大学として、脱炭素型社会をアーバンサステナビリティーの観点からも展望しつつ、近隣地域や社会と連携した取り組みに繋げることも目指していく。
<レッツ・ギョー!プラギョミ漁 in聖心女子大学の実施>
同ネットワークの最初の活動として、11月18日、ゴミ拾いボランティア「レッツ・ギョー!プラギョミ漁 in聖心女子大学」を実施した。
この取り組みは、さかなクン(グローバル共生研究所招聘研究員)ならびに一般社団法人SD BlueEarth・青い地球を育む会の協力のもと、ボランティア系の学生4団体(Earth in Mind、はなはなSDGs、BE*Part、M.S.S.S.)が主催したもの。海のプラスチックゴミ(プラギョミ)の約8割は街から川を経て海に流されており、街を綺麗にすることが海を守ることに繋がる。
当日は、12名の学生を含む総勢22名が恵比寿~広尾駅間でゴミ拾い(=プラギョミ漁)を行い、ゴミ袋5袋分のゴミを回収した。参加した学生は「一見綺麗に見える街にも、想像以上にゴミが隠れていることを実感した。今後も活動を続け、街中に放置されるプラギョミを0にしたい」と話している。
また、11月8日には1年生向けの授業において、さかなクンによる「海の世界の共生」をテーマとして講演(講演の模様はYouTubeチャンネル「すすめ!さかなクン研究室」で近日公開予定)。関連イベントとして、11月29日まで4号館(聖心グローバルプラザ)の展示スペースBE*hive特別展示室において「プラギョミ0(ゼロ)プロジェクト」のパネル展を開催した。
《活動を主催した学生4団体》
・Earth in Mind
「持続可能性(サステナビリティ)」をキーワードに、学内イベントの参加や学外学習を通して、現代の社会課題への理解を深めている。大学のエコキャンパス化にも取り組む。
・はなはなSDGs
国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の認知度を向上させ、メンバーそれぞれが関心のあるSDGsの17の目標達成のために活動している。
・M.S.S.S.
手話、点字、施設で子どもたちと関わるムック、すみれの4セクションに分かれ活動。全体活動ではチャリティーフードセール、広尾商店街での「まぐろ市」のサポート、「打ち水大作戦」等を実施している。聖心女子大学創立当初からのボランティアサークルで、部員一人ひとりが自分たちにできる社会貢献を考え実行している。
・BE*Part
地球規模の社会課題に対し主体的に取り組み、聖心生のアクションに繋げる活動を行う。
(参考)
・「サステナブルキャンパス・ネットワーク」による「持続可能な社会を目指す」諸活動を開始
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/news/20231114/15800/
・【特別展示室】プラギョミ0(ゼロ)プロジェクト
https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/event/sakanakun/
・すすめ!さかなクン研究室
https://www.youtube.com/channel/UCI7YkglVZaLPaJlOmit7pNQ
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課(広報担当)
小島
住所:東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5249
FAX:03-3407-6126
メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp
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